1月29日
今日は旧正月(春節)。関連するイベントがいくつかあった。ユンノリや書道などの文化体験コーナーに加え、春節ファッションショーも催された。春節の雰囲気を垣間見られたことをよしとしよう。
春節ファッションショー
1月30日
南極航行が近づいていることから、そのためのオリエンテーションが開かれた。このオリエンテーションは全員参加が建前で、洋上にゴミやその他の物体を放棄しないことなど、南極航行時の注意事項が伝えられた。
14階のビュッフェで夕食をとる。隣のテーブルに座ったネパール人女性と小一時間しゃべった。沖縄の米軍基地で働く31歳の彼女から多くのことを学んだ。ネパールのパスポートでこの南半球一周クルーズに参加するには6カ国の入国ビザが必要なこと。ビザ入手はそう簡単ではなく、大使館ないし領事館での面接の後、何か月も待たなければならないことなど。
1月31日
今日はウシュアイアに寄港する。ウシュアイアは「地球最南端の町」、「世界の果て(fin del mundo)」とも称されてるアルゼンチン南部の町で、南極クルーズの出発点ともなっている。
ウシュアイア到着
ウシュアイアには午前7前に接岸し、8時過ぎには上陸できた。今日は何のオプションもとっておらず、帰船リミットの午後7時まで自由に行動できる。
船を出てちょっと歩くと、多くのツアーのブースが待ち構えている。そのうちの1つでペンギン島(正式な島の名前は失念した)を訪れるツアーに申し込んだ。ツアーは定員16人。参加者は全員ピースボートの乗客で、日本人10人とマカオから来た中国人6人。
ツアーは10時に出発。1時間半ほどのバス・ドライブのあと、小型のエンジン付きゴムボートに乗り込んでペンギン島に近づく。
ボートは島から2、3メートル離れた場所に停泊。
約6000匹のペンギンが生息する島の光景は圧巻だった。なすこともなく立っているペンギンたち。ときおり泳いで船に近寄ってくるペンギンもいれば、ヨチヨチと歩き始めるペンギンもいる。
ペンギン島
ペンギン
ペンギンの動画
30分余りの写真タイムのあと、ボートは引き返す。パタゴニアの山々の写真を撮ったりしながら、町の中心部、港の近くに帰ってきたときには3時近くになっていた。代金140米国ドルとちょっと高めのツアーだが、まずは満足できる内容だった。
パタゴニアの山々
遅めの昼食のためのレストランを探してメインストリートを歩いていると、あるレストランの中から私を呼ぶ声がする。ピースボートに乗船している同県人のI氏だ。I氏は別の1人と一緒に昼食中だった。
私もこの席に加わることにする。注文したのは、トルティーヤ(スペイン風オムレツ)と白ワイン。アルゼンチンまで来てスペイン料理を注文するのも芸のない話だ。まだ食べていない牛肉のステーキを試すのが筋だろう。しかし、I氏が頼んだステーキを見て躊躇した。圧倒的なボリューム。とうてい私には食べ切れない。
トルティーヤと白ワイン
食後、スーパーで370円のカートン入りの極安赤ワインを購入し、午後6時過ぎに帰船した。
2月1日
昨日買ってきた赤ワインを朝からグラス一杯飲む。ふだん飲んでいないからこれだけでほろ酔い気分。安ワインだが、これで十分だ。特に何事もなく一日を終える。
2月2日
昨夜8時から南極圏に入ったようだ。朝の海水は摂氏2度。薄手のセーターを着込んだ。
午後1時ごろから大きな氷山が姿を現し始めた。鯨も見られたようだが、私は目撃できなかった。
氷山
2月3日
南極圏航行2日目。一段と寒くなった。甲板での朝のウォーキングはせいぜい一周が限度。freezingという形容がぴったりの寒さだ。
鯨も何頭か姿を現しているが、遠くにかろうじて見える程度。
昼過ぎになると寒さもだいぶやわらいだ。
甲板から海を見る
1時過ぎには船内成人式があった。24歳までの「新成人」を南極で祝う催しだ。
成人式
2月4日
午前中に南極圏を抜け、南極航行は終了した。が、甲板はまだ寒いうえ、船の揺れもあり、歩くのはむずかしい。
午後になって船内は南極航以前の日常を取り戻した。
2月5日
朝、波が荒く、船が揺れる。甲板へ出るのは禁じられた。
午後になると、波も穏やかになり、甲板へ出ることも可能になった。
2月6日
寒さはだいぶゆるんだ。朝、久しぶりに甲板を4周(2km強)。
今日は何のイベントにも参加しなかった。そのためか、読書が若干はかどる。
明日はチリのプンタアレナスに上陸する。
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