8月26日
8時に朝食。今日は1日空いているが、腰の状態からして歩き回る気にはなれない。11時過ぎにホテルを出て、スーパーを一瞥したあと、対馬博物館と朝鮮通信使歴史館を目指す。
対馬博物館は無料のエリアと有料(550円)のエリアがあった。無料のエリアだけを見学したが、見るべきものはほとんどなかった。
博物館のヤマネコ
朝鮮通信使歴史館は博物館から歩いて4分。歴史館の横には「通信使の碑」が建造されている。入場料220円。入場料に見合って規模は小さい。釜山から対馬を経て1年がかりの道行きでは日本各地で見物人が群がったらしい。
記念碑
昼食用の海鮮丼とお茶(併せて600円強)を購入してホテルへ戻る。腰は相変わらずかんばしくない。 5時前にホテルを出て、動画を撮りながらぶらぶらする。
8時前に「お多幸」という居酒屋に入る。見かけは小さいが、中に入ると、結構大きなテーブルが3つ4つあり、満席に近い。カウンター席に案内され、生ビール(中)、ロースカツ、海鮮チジミを注文。併せて2900円。
お多幸
ビール、カツ、チジミ
隣席に青年が案内されてきた。韓国人と思いきや、なんと中国人。上海出身でミュンヘンに留学中の20歳の郭という若者。日本には何回も来ており、宮津、舞鶴、鳥取にまで足をのばしているという。次の目的地は青森。雪を見るのが目的とのこと。私の北朝鮮旅行、中国のネット規制などについても話す。
郭青年と私
カウンター席には2人の韓国人美女も座っていた。韓国語で「学生か」と訊くと笑って否定する。彼女たちはlawer(弁護士か?)で、なんと40歳とのこと。20代にしか見えない。郭君も彼女たちも私も全員東横INNの宿泊客だった。
郭君と一緒に居酒屋を出ると雨が降っていた。今回の旅で遭遇するはじめての雨。
居酒屋での出会いで腰の不調を忘れるほどの愉快な時を過ごすことができた。
8月27日
対馬を離れる日。8時過ぎに朝食をとり、9時半のバス(710円)で対馬やまねこ空港に向かう。
12時5分に対馬を飛び立ち、長崎空港で4時間半の待ち合わせを経て、6 時に大阪伊丹空港に到着した。対馬・釜山旅の終わり。
若干の感想
今回の旅は直前の腰痛の発生によって大きく影響された。私の旅の基本スタイルは「歩く」だ。歩きづらさのせいで、対馬でも釜山でも行きたい場所の半分も行くことができなかった。
こうしたハンディキャップにもかかわらず、対馬も釜山も行く価値は十分にあった。大勢の韓国人観光客が対馬を訪れていることは知っていたが、その数は予想を上回っていた。韓国人観光客とそれを迎え入れる対馬の住民。過去には若干の軋轢もあったようだが、私の見た限り両者の関係はスムーズにいっているように見えた。
コロナ前に何回か訪れた釜山の変化も興味深かった。いまや立派な大都会だ。
今回は合計8泊の宿泊のうち、6泊が東横INNになってしまった。これはあまりにも芸がない。対馬には東横INN以外にも数多くの宿があるが、Booking.comで検索すると3つしか上がってこない。歩くのがおっくうだったことに加え、これも東横INNに偏ってしまった一因だ。
この腰痛が一過性のものであることを願っている。思う存分に歩けるようになったら、対馬と釜山を同じ行程で再訪してみたい。どちらも再訪に値する。