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2016年2月29日月曜日

ミャンマー2016 経緯と準備

少数民族に興味がある。ミャンマーへの旅を思い立った大きな動機だ。ミャンマーはマジョリティのビルマ民族をはじめとして数多くの人種や民族からなるなるモザイク国家の観を呈している。だが、興味があるといっても、ミャンマーの少数民族に関する私の知識は浅い。浅いというより皆無といったほうが正確だろう。たとえば、ミャンマーには「カチン族」なる単独の民族が存在するとずっと思っていた。カチン族とは北方の6つの少数民族を包括する総称だということを知らなかったのだ。たった9日間の旅でこのへんの事情が変わるとも思えないが、ミャンマーにはじめて足を踏み入れることで、ほんの表層だけでも多民族国家にふれたいと願った。

ビザは簡単に取得できた。月曜日にパスポートと書類を送付したところ、同じ週の木曜日にはビザを貼付したパスポートが返送されてきた。関空・ヤンゴンの往復航空券はマレーシア航空が最安値で5万円ちょっとだった(燃料サーチャージ、空港税などすべて込み)。安いだけあってヤンゴンに到着する前にクアラルンプールで1泊する必要がある。時間とお金の無駄だが、もっとタイミングのよいタイ国際航空を使えば8万円強。3万円の差は大きく、2月7日午前11時関空発クアラルンプール経由ヤンゴン行きの往復航空券を購入した。

ミャンマー国内ではヤンゴンからカチン州の首都であるミッチーナーへ飛び、ミッチーナーからマンダレーを経由してヤンゴンへ戻るという行程を考えていた。ミャンマーは広い。時間がたっぷりあればバスや列車だけの移動も可能だろうが、短期間である程度回ろうとすると飛行機を利用せざるをえない。その飛行機代が高い(おそらく外国人価格だろう)。ヤンゴンからミッチーナーまでだと200ドル近くする。したがって、一応の行程は予定していたが、実際にどこへ行くかは、飛行機や他の交通の便のタイミングと費用に応じて現地で変更する可能性があった。

普段なら宿は予約せずに現地に着いてから決めるのだが、ちょうど中国の旧正月(春節)にあたり数多くの中国人観光客が予想されたため、クアラルンプールでの1泊とヤンゴン初日の1泊だけはbooking.comで予約しておいた。

2月7日、クアラルンプール行きのマレーシア航空機は予定どおり午前11時に関空を飛び立った。クアラルンプールに着陸したのは夕方5時過ぎ。翌朝のヤンゴン行きの便が10時5分発ということもあり、クアラルンプールの街中まで出かけるつもりはなく、宿は空港の近くに予約しておいた(Barry Innホテル)。シャワー・トイレ、テレビ、Wifi付きのシングルで約2000円と安かったが、空港からの送迎が2000円近くかかった。これは予想外の出費。朝タクシーを拾うのは難しそうな場所に立地していため、送迎付きはやむをえなかった。夕食はホテルに付属する食堂でとった。やたらと辛いカレーで、あまりおいしくない。

明日からのミャンマー旅行の予感で神経が高ぶっていたせいか、よく眠れなかった。

Barry Inn
 

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