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2018年12月8日土曜日

パキスタン2018 六日目(ベシャム)

11月9日。

8時過ぎに朝食をとる。ホテルの広いレストランに私以外の客はいない。油で揚げたナンとオムレツ、紅茶。

今日はミニバスでベシャム(Besham)へ向かう。ベシャムを選んだのは、パキスタン北部(ノーザン・エリア)の一端を見てみたいからだ。ノーザン・エリアといえばフンザだが、今の季節のフンザはかなり寒いだろう。それに時間的にも無理だ。ベシャムあたりで満足するしかない。

ミンゴーラのバス・ステーションはメインストリート沿いにある。ベシャム行きのミニバスはすぐに見つかり、10時前に出発した。

ミニバスの中で私の隣になったのは髭をたくえた若者。髭こそ生やしてこそいるが、まだ高校生だ。XXXXPublic High Schoolと書かれた成績表を手に持っている。英語で授業を受けているらしい。成績評には、RecordがGood、ConductもGoodと記されている。学業も素行も「良」というわけだ。英語教育を受けている割にはあまり英語がしゃべれなかったが、それでも道中のいい話し相手となった。

景観は平らな砂地から山と渓谷へと変わり、ミニバスはカラコルム山脈に入っていく。

ミンゴーラからベシャムへ

ベシャムに着いたのは午後1時半ごろだった。ミニバスはメインストリートに停車した。メインストリートではデモ行進に遭遇した。ウルドゥー語のプラカードを掲げた50人ほどのデモ隊が前後を警察に囲まれ、静かに行進している。何を求めてのデモなのか、あるいは何に抗議するデモなのかはわからない。

それほど大きな町ではないが、ホテルはいくつかありそうだ。まず目に付いた一軒をあたってみる。1泊1000ルピー(900円ほど)とのことだったが、部屋は薄暗く、ほとんど何もないベーシックなもの。1000ルピーでは高すぎる。

次に訪れたのはBesham Continental Hotel。この界隈ではベストとおぼしきホテルだ。部屋はそれほど立派ではなく、可もなく不可もなし。1泊1700ルピー(1500円ほど)という値段相応か。朝食は付かない。

ここに泊まることを決めて外出しようとするとが、マネージャーらしき人物が「今バザールでストライキを行っているところだから、外に出るのはしばらく待て」と言う。「ストライキ」という言葉を使っていたが、先ほど目撃したデモのことだろう。マネージャーの説明では、昨日イスラマバードで有名なイスラム学者が殺されたことに対する抗議らしい(あとでネットで調べたが、確かめることはできなかった)。「バザールには行かないから大丈夫だ」という私に対して「危ない」と譲らないマネージャー。

時刻はもう午後2時を過ぎている。ともかく昼食を食べたいと伝えると、「うちのレストランで食べればよい」と返ってくる。Continental Hotelはレストランも兼ねているのだ。

メニューを見せてもらう。チキン・フライドライス(チキンの焼き飯)が500ルピーと高い。しかし、代金は半額でよいとのことなので、チキン・フライドライスを食べることにした。半額の250ルピーでも外へ食べるよりはかなり高いが、味には満足した(ただ単に空腹だっただけかもしれない)。

ホテルのレストランで昼食

昼食を終えて、やっと外へ出ることができた。メインストリートを外れて、奥のほうまで歩く。子供たちが話しかけてくる。学校で習っているのだろうか、結構英語がうまい。

さらに歩いて行くと、10人ほどの子供が付いてくる。これにはちょっと困った。メインストリートのほうに戻り、何とか子供たちを振り切ったが、今度は中年の男性がつきまとい、よくわからない英語でいろいろ話しかける。「どこに泊まっているのか」と尋ねられたので、「ホテルの名前を忘れてしまった」と答える。ベシャムもパシュトゥーンの町で、タリバンの影響が強い。この男性がタリバンとは思えないが、用心するに越したことはない。

子供たち(その1)

子供たち(その2)

子供たち(その3)

夕暮れが迫る中、広場では子供たちや若者がクリケットやバレーボールを楽しんでいる。メインストリートのはずれにはHilton Hotelがある。有刺鉄線で囲まれた小さなホテルだ。パキスタンの他の都市と同様、ここでも日本の中古車が日本語のロゴを残したまま使われている。数十匹の鶏が大きなケージに売られている。こんな光景を見ながら夕暮れのベシャムを歩いた。

ベシャムを歩く

Hilton Hotel

2時過ぎに昼食をとっているので、夕食はサモサ3個で済ませた。

明日はラワルピンディに向かうことにしよう。

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