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2022年11月27日日曜日

アルメニア・エレバン2022 十日目(エレバンを歩く)

10月29日

 Booking.comのレビューによるとEuropa Hotelの朝食はあまり評判がよくない。だがパン、チーズ、ハム、ソーセージ、桃や葡萄の果物、キュウリやトマトの野菜、ヨーグルトと基本的なものは揃っている。確かにコックがその場で卵を料理してくれるわけではないが、イチジクなどの果物から作った5種類のジャムは逸品だった。

Europa Hotelの朝食


昨晩、ネットで明日30日の「ガルニ神殿とゲガルド修道院を巡るツアー」に申し込んでおいた。約6時間のバスツアーで料金は5000円ほど。集合場所はAlexander Tamanyanの像とのこと。グーグルマップで調べると、ホテルからこの像までは歩いて26分だ。明日に備え、この像まで歩いてみた。近くに別の石像があり、この予行練習がなければ当日迷っていたかもしれない。

Alexander Tamanyanの像からさらに30分ほど歩き、Kond地区に行く。Kondは昔のエレバンが残っている旧市街だ。といってもトビリシの旧市街とは大きく違う。規模はずっと小さく、観光スポットにもなっていない。旧市街として保存されているわけでもない。エレバンの発展から取り残され、いわば崩れる落ちるままになっていると言ったほうがよいだろう。

このKondを動画を撮りながら一巡した。洗濯物を干している初老の女性がいたので、「ここはコンドか」とロシア語で尋ねると、「そう(ダー)」という返事。

Kond(1)

Kond(2)

Kond付近のアパート

アルメニアに来てから一度もちゃんとしたレストランで食事をしていない。食事はすべてセルフサービスのレストランかスーパーで調達したパン類で済ませていた。

そこで、朝歩いていたときに目星をつけていたLavashという中級レベルのレストランに行くことにした。ネットの評判はまずまずで、値の張らないアルメニア料理を提供しているらしい。

これまたネットで評価の高い豚肉のバーベキューと赤ワインを注文する。併せて6400ドラム(約2300円)。豚肉のバーベキューは失敗だった。とにもかくにも豚肉が固すぎる。セルフサービスのレストランのほうが数倍安く、数倍おいしい。やはり伝統料理や名物よりもB級グルメだ。ただし赤ワインはおいしかった。

豚肉と赤ワインで遅めの昼食(早めの夕食)

数日前のYerevan Free Walking Tourでガイドが「エレバン市民のマーケットはGUMではなく中央鉄道駅近くのマーケットだ」と言っていたのを思い出した。レストランLavashから歩いて10分ほどに地下鉄の駅(共和国広場駅)がある。地下鉄を利用して中央鉄道駅まで行ってみよう。これまでもっぱら歩いていたので、地下鉄に乗車するいい機会にもなる。

エレバンの地下鉄はカード式でなく、トークンを購入して乗る。1トークン(つまり1回の乗車)の値段は忘れてしまったが、そう高くはなかったはずだ。

エレバン中央鉄道駅

日の暮れかかった駅の周辺を探ってみたが、マーケットらしきものは見つからない。地下道にいくつか店が並んでいるだけだ。そのうちの一店からおいしそうなパンを購入し、地下鉄で宿まで帰った。


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