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2025年8月3日日曜日

バルト3国+ヘルシンキ2025 十一日目(市内ウォーキング・ツアー)

 7月12日

8時に朝食をとる。今日もスペインの団体客が多い。

申し込んである旧市街ウォーキング・ツアーは10時から始まり、約2時間かけて市内を歩く。料金は軽食を含めて20ユーロ。集合場所となっている大聖堂のそばのゲディミナス公の像に徒歩で行く。集まったのはおよそ20人。これを2つのグループに分け、それぞれ女性のガイドが引率する。

ウォーキング・ツアー開始


大統領官邸、聖アンナ教会、聖ミカエル教会、ウジュピス共和国(自称)などを巡り、小さな店に立ち寄ってスナックとワインを試す。我がグループは11人。年配の米国人カップル、シンガポール人の女性2人組、南アフリカの青年(ただし現在はロンドン在住)などがいた。南アフリカの青年と少し話した。

聖アンナ教会

聖ミカエル教会

試食タイム

軽食のあと、旧市庁舎を経て、夜明けの門に至り、ツアーは解散となった。時刻は12時を過ぎていた。

いろいろ見て回ったが、残念ながらほとんど記憶に残っていない。というより、そもそもガイドの説明をよく聞いていなかった。

それよりも興味深かったはガイドの女性との質疑応答だ。ガイドの女性によればビリニュスのロシア人比率は10%以下とか。ロシア人が人口の半分を占めるタリンやリガとの大きな違いといえよう。ただ、ビリニュスの街を歩いた私の印象では、ロシア人の割合は10%にとどまらない感じがした(かなり頻繁にロシア語が耳に入ってきたような気がする)。ロシア語の学校が閉鎖されているのはタリンやリガと同じ。

「バルト3国のロシア人比率は10~20%」という私の先入観は、昨年のトルコ旅行の帰国便で隣席だったリトアニア人カップルからの情報によるもの。この情報をバルト3国全体へ敷衍したのが間違いのもとだった。

ロマ集落についても質問した。ロマ集落はビリニュスの近郊にあるらしい。「(行くのは)危険だ」とのことだが、これが偏見かどうかはわからない。

夜明けの門は、昨日は外から眺めただけのハレス市場に近い。今日は中へ入ってみる。

ハレス市場(1)


市場は建物の外にも広がっている。

ハレス市場(2)

ハレス市場を出て、城壁に沿って歩く。私にとっては、教会よりもこちらの景観のほうがぴったりくる。

城壁(1)

城壁(2)

さらに公園を横切り、静かな裏通りに足をすすめる。

ビリニュスの裏通りを歩く

そうこうしているうちに、ウォーキング・ツアーでも立ち寄った「ウジュビス共和国」の「領内」に足を踏み入れてしまった。もちろんこれは正式な国ではなく、芸術家や学生が勝手に自称しているだけの「共和国」だ。

ウジュビス共和国

この共和国は39か条からなる憲法も定め、border controlも設置している。しかし、私のようなツーリストの目には「ただのビリニュスの一角」としか映らなかった。

大統領官邸辺りを通りかかったとき、結婚式らしき一群に遭遇する。ぽかんと眺めていると、参加者のひとりが私に手いっぱいのお菓子を渡してくれた。全員ロシア語をしゃべっている。

結婚式(?)


これだけのお菓子をもらった

いったんホテルに戻り、6時過ぎに再度外出。ぶらぶらと散策しながら、スーパー(MAXAM)に入り、夕食用のサラダやビールを購入した。

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