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2017年3月6日月曜日

ラオス2017 七日目(ルアンパバーンへ戻る)

2月12日。

ルアンパバーンへ戻る日。バスの切符は一昨日にすでに購入してある。7時半にトゥクトゥク(正確にはソンテウという多人数用の乗り物)が迎えに来る。車にはすでに10人近くが乗っていた。私の向かい側に座っていたのは、ドイツ人のカップル。タイのチェンライへ行くらしい。話題は転々、ドイツの物価がいかに高いかという話になった。私が「ちゃんとした昼食ととるとなると軽く10ユーロを越える」と指摘すると、カップルは「安く食べることもできる」と反論する。たとえばケバブ。彼らによれば、ドナー・ケバブはドイツ発祥の食べ物で、いまやドイツの伝統料理だとのこと。

15分ほどで長距離バスステーションに到着した。ルアンパバーン行きのバスは満席の状態で8時半に出発した。ざっと見たところ、3分の2以上が外国人観光客で、残りが地元の乗客。

バスの車窓から

2時過ぎにバスは少し大きな町(たぶんウドムサイ)に到着し、そこでちょっと遅めの昼食休憩となった。食堂は大勢の客で混んでいた。私はチキン・ヌードルを注文した。これが一番安かったからだ(15000キープ)。

ここからルアンパバーンまで隣の席に座ったのがこれまたドイツ人の青年。彼も数ヶ月かけての旅だ。ルアンナムターではタイダムというゲストハウスに泊まったらしいが、タイダムが少数民族の名前であることを知らなかった。

ルアンパラバーンのバスステーションには予期したより早く4時過ぎに到着した。バスステーションから町の中心までは乗り合いのトゥクトゥクで行く。1人あたり15000キープ(200円強)。

宿はこの日の分だけ予約していた。中心から近いViradesa Guesthouseというドーミトリーで、1泊10米国ドル。朝食はなし。初日に泊まったDown Town Backpackers Hostelが朝食付き(しかもかなり充実した朝食)で7ドルだったのと比べると高い。この日もDown Townに泊まりたかったのだが、すでに予約はいっぱいだった。

Viradesa Guesthouse

Viradesa Guesthouseのよいところは大きな部屋にベッドが4つだけで、2段、3段のベッドがないことだ。他の旅人と知り合うにはドーミトリーのほうがよい。しかし、この歳になると、ルームシェアはちょっときつい。上段のベッドは特にそうだ。

だから明日から帰国するまでの2泊は個室に移動するつもりだった。まだ予約はしていなかったが、「カルチャー・ゲストハウス」なる宿に目星を付けていた。これはネットで見つけた宿で、日本人の女性が経営にかかわっている。

幸いカルチャー・ゲストハウスはViradesa Guesthouseの近くにある。夕食がてらに外に出て、今晩のうちに予約しておこう。

方向感覚のない私のことだからちょっと手間取ったが、それでも10分もかからずにカルチャー・ゲストハウスに到着した。部屋は空いていた。シャワー・トイレ、テレビ付きで22ドルとのこと。朝食なしだから少し高いが、ラオス滞在の最後にこれくらいのささやかな贅沢は許されるだろう。

夕食は当てずっぽうに入ったレストランの炒飯で済ませた。値段は忘れた。

夕食の炒飯

宿に戻ると、日本人の旅行者がいたのでしばらく話す。東京からやって来た青年で、アルメニアなど結構めずらしい国にも行っているが、イギリス、ドイツ、フランスなどの西ヨーロッパはまだ訪れたことがないとのことだった。

9時を過ぎ、ベッドに横になっていると、同室の若い女性が帰ってきた。オランダ人の女性で、彼女も2か月ほどの長期旅行だった。ラオス滞在中、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガルなどの欧米の旅行者10人以上と話す機会があったが、ベトナム在住のクリスを除き、全員が1か月以上の長期旅行者だった。クリスを含め誰もがまだ日本を訪れていなかった。

この夜はあまりよく眠れず、何回も目が覚めた。そのつどトイレに行かないと落ち着かない。ここらへんが個室でないドーミトリーの辛いところだ。

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