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2023年7月29日土曜日

モンゴル2023 ウランバートル到着

モンゴル行きを決めたのは、アルメニアやスリランカの場合と同様、「まだ足を踏み入れていない国だから」という、いわば消極的な理由からだ。7月12日から22日まで、ちょうど10日間の日程で、関空からウランバートルまでのモンゴル航空(MIAT)の 往復チケットを購入した。代金は7万6260円。

7月12日

予定より半時間遅れで19時半に関空発を飛び立ったモンゴル航空便は23時過ぎにウランバートルのジンギスカン空港に到着した。円高のときに購入してあった手持ちの300ユーロをモンゴルの通貨のトゥグルグ(MNT)に両替する。1万MNTが400円くらいだから、とうてい財布には収まりきれない1万MNT紙幣の束を手にした。

SIMカードを購入したかったが、ショップはすでに閉店していた。明日購入するしかない。初日の宿は市の中心部にあるLand Hotelを予約していた。空港朝食付きで22ドル強の安いホテルだが、評判はあまりよくなく、Booking.comの評点は6.3だった。あえてこの宿を選んだのは、受付が24時間オープンだったからだ。空港から市内までは50km以上離れており、深夜にホテル到着といった事態を見込んでおく必要があった。

実際、空港のデスクで頼んだタクシー(料金は100,000MNT)でLand Hotelに到着したのは午前1時近くだった。

Land Hotel(後日撮影)


7月13日

Land Hotelの朝食は9時から10時までのちょっと変則的名時間。9時に朝食の場となる1階へ降りるが誰もいない。紅茶とパン、卵、ソーセージからなる簡単な朝食にありついたときには9時半を過ぎていた。評判が芳しくない一因はこのへんにもあるのだろう。

今日と明日の両日はTop Tour & Guesthouse Mongoliaというゲストハウスを予約していた。Land Hotelとは対照的に、こちらはすこぶる評判がよく、Booking.comの評点も9.3だ。予約しておいたのはドーミトリーではなく、トイレ・バス共用の個室。朝食付きの2泊で53ドル。

Land HotelからTop Tour Guesthouseまでは歩いて25分ほどの距離。当初の予定では歩いて移動するつもりだったが、あいにく小雨が降っている。しかもSIMカードがないから、グーグルマップも使えない。ウランバートルにはUBCabという配車アプリがあるが、現地の電話番号がないと登録できない。

やむをえずLand Hotelの受付でタクシーを呼んでもらって移動した(10000MNT)。ゲストハウス主催の市内ツアーがあれば参加したかったが、行っていないとのこと。市内ツアーはやっていないが、ゴビ砂漠のツアーは可能だという。ちょうど明日には日本人女性が申し込んでいるツアーがあるから、それに参加しないかとのお誘い。ゲルに2泊し、乗馬などを体験するという。ついその気になり、参加したい旨を伝える。明日のゲストハウスでの宿泊はツアーから帰ったあとの1泊で補填するとのことだった。

さて、今日一番にやるべきことはSIMカードの入手だ。State Department Storeで購入できるというので、小雨の中、デパートまで6~7分の距離を歩く。SIMカードはデパートの5階で入手できる。3つの通信会社のカウンターが並んでいたが、客が列を作っていたのはUnitelのカウンターで、あとの2つは開店休業状態だった。私が購入したのはこのUnitelのSIMカード。10日間有効でデータ通信量は10GB、電話番号も付く。料金は失念したが1000円くらいだったように思う。

デパートの中を見て回る。スーパーもあればPizza Hutなどのレストランもある。レストランはいずれもちょっと高めだ。

State Department Store

State Department Store内のスーパー

時刻は3時近くになっている。デパートのそばにあるウズベク料理の店に入りプロフ(焼き飯)とミネラルウォーターを注文。18000MNT(700円ほど)。朝食を除き、モンゴルではじめての食事がウズベキスタンの料理となった(ウエイトレスはヒジャブを着用しており、顔つきもウズベク人らしかった)。

ウズベク・プロフ

ウランバートルにあるコンビニはほとんどがGS25などの韓国系だ。ゲストハウスへの帰り道、そのうちの一軒に立ち寄り、夜食用のキンパ(韓国風巻きずし)、ファンタなどを購入した。

ゲストハウスに帰ってから、明日のゴビ砂漠ツアーについて考えてみた。問題はゲルでの宿泊だ。夜中に2回も3回も目が覚めてトイレに行くようなことがあると、周囲にも迷惑だし、自分自身にとってもあまり快適ではない。日本人女性との同行も気がかりだった。気が合えばいいが、そうでなければ地獄を見る。Last minute cancelで申し訳ないがとわびてから、ゲストハウスの女性オーナーにキャンセルを伝えた。

これで明日の心配なしに安心して眠れる。

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