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2024年12月28日土曜日

南半球一周ピースボートの旅(その3)

 12月19日

今朝はデッキを5周した。約2.5kmの距離。明日は6周を目指そう。

船は午前中にシンガポール港に着いた。「英語でチャレンジinシンガポール」のグループは12時45分に下船した。香港と異なり、シンガポールではパスポートと荷物の検査があるので時間がかかる。

シンガポール到着

英国人女性Saraのもと、私を含む4人の参加者が一団となって行動する。私たちの「ミッション」は地元のシンガポール人や他の観光客に英語で話しかけること。最初の目的地であるマーライオンでは、ドイツ人カップルに話しかけ、一緒に写真を撮ったりした。

続いてレストランでビュッフェ式の昼食。思ったより充実した内容でつい食べ過ぎてしまった。

遅めの昼食

遅めの昼食のあと、リトルインディアに向かう。お茶とお菓子で休憩し(代金の1869円は私がクレジットカードで支払った)、街を散策、地元のインド人と一緒に写真を撮る。グループの女性2人はインドの伝統服サリーを購入した。

インド系シンガポール人と一緒に

最後に植物園を見学し、帰船の途に着いた。他愛のない「ミッション」であり、珍しくもない訪問地だが、それなりに楽しかった。

帰船した8時過ぎに雨が降り出した。シンガポールの常として蒸し暑かったが、天候の面でもラッキーだった

12月20日

「6周を目指す」と書いたが、疲れていて昨日遅く起きたこともあり、今日のデッキ歩きは3周にとどまった。

朝食時、シンガポールから乗船したインド系マレーシア人と同席。ピースボートは2回目とのこと。イスラム教徒だが、酒は飲む。「イスラムで禁じられているのは、飲酒ではなく、酔っぱらうことだ」というのが彼の説。ほんとうかな。

朝食後、シンガポールから乗船した中国人女性と会話。彼女はシンガポールでドイツ人相手の観光ガイドをしているとのこと。会話はドイツ語に移行した。昨日マーライオン付近でドイツ人観光客とドイツ語で話したのに続き、ドイツ語のちょっとした練習になった。

10時からモーリシャス、マダガスカルのオプション・ツアーの申し込みがあった。選択できるオプションはほとんど残されておらず、マダガスカル1日目の送迎サービスだけをとった。

3時からは昨日の「英語でチャレンジinシンガポール」の報告会。昨日同行したツアー仲間と再会した。

今日はほとんど読書できなかった。昨日の疲れが残っていたのだろうか。

12月21日

甲板に出ると、雨が降っている。デッキ歩きもそこそこに朝食の席についた。

午後1時20分からGETオープン・プログラムに参加。ほんの少し英語でだが、若い乗船客と触れ合うことができた。

午後6時からGETプログラム参加者たちのパーティー。明日からの個人レッスンの先生が決まった。私のレッスンは明後日から始まる。

今日も読書ははかどらなかった。

12月22日

1月6日のポートエリザベス(南アフリカ)での送迎オプションを申し込む。めぼしいオプションはすべて予約済みだった。

この日は波揺れが激しかった。地震のような揺れを感じることもあったが、恐怖はない。

日中の大半を部屋の中で過ごす。読書に集中できないのは昨日と同じ。

12月23日

朝食時、日本在住の中国人女性と同席。四川省出身ということで、話がはずむ。彼女は中国政府に対してかなり批判的だった。

10時50分から40分間、英語の個人レッスン。私を担当するのはパキスタン系英国人のズー。パキスタン旅行のことなどを話す。

夕食で同席したのはGETプログラムで知り合った台湾人夫妻。主として英語で、だが私の拙い中国語もまじえて話す。彼らに「塩からい」、「甘い」などの日本語を教えた。

12月24日

船は赤道を越えて南半球に入った。

ケープタウンでのオプション・ツアーを申し込む。喜望峰ツアーはすでに満席だったので、タウンシップ(アペルトハイト時代の黒人居住地)訪問を選ぶしかなかった。

今日はクリスマスイブ。クリスマスツリーが飾られ、船やピースボートのスタッフは赤い帽子をかぶっている。生演奏も聞こえてくる。民族衣装の中国人女性たちが目を引いた。

民族衣装の中国人女性

英国人女性のSarahはサリーを着ていた。インドで英語を教えていたときに贈られたものらしい。

12月25日

朝食時、ウエイトレスのAyaというインドネシア人女性と知り合いになった。

14階のビュッフェに行けば、朝の5時から夜の24時まで食べ放題。お菓子もあれば果物もある。お菓子は自制していたのだが、この日は大福の魅力に勝てなかった。

大福を食べていると、横に座ったのは日に焼けた小柄な70代くらいの女性。服装も質素だ。下の歯がまったくなく、よく聞き取れない。わかったのは、中国系マレーシア人で、癌を患っており、放射線治療中であること。頬のあたりを指さしていたから、頬癌か。勇気のある女性だ。歯が不安定になったくらいでくよくよしている私とは大違い。

大福をふたつも食べたことから、夕食では前菜とデザートを抜きにした。

12月26日

時計を1時間戻す。これで日本との時差は4時間になる。

ポートエリザベスの2日目、リオデジャネイロ、ブエノスアイレスのオプションに申し込む。

11時10分から英語の2回目の個人レッスン。ルーマニアのロマ集落訪問のことなどを話す。

午後、「広西チアン族の文化紹介と民族衣装紹介」なるイベントに参加。クリスマスイブに見た中国の民族衣装が広西チアン族のものであることが判明。ショート動画にしてYoutubeにアップした。

今日はなんとかおやつに手をださずに済んだ。

12月27日

今日も時計を1時間戻す。日本との時差は5時間になった。

食事の席などで香港やシンガポールからの乗船者と話す機会が多くなる。1日の会話の半分近くを英語でしゃべっている気がする。

明日はモーリシャス上陸。オプションを何もとっていないので、完全な自由行動となる。



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