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2025年1月6日月曜日

南半球一周ピースボートの旅(その6)

 1月3日

起床、シャワー、デッキを4周(約4km)、朝食(和食を選択する場合が多い)と、いつものルーチンどおり。ウォーキングは5周、6周とのばしたいところだが、なかなか実行できない。

午後、次の寄港地はポートエリザベスであることから、南アフリカの活動家ジャネット・ジョブソンさんの「アペルトハイト30年」という講演があった。講演の最後は「現在のパレスチナの状況はアペルトハイトだ」という言葉で締めくくられた。この言にどれだけの妥当性があるか、考えさせられる。

1月4日

昨日に続きジョブソンさんの講演を聴く。テーマは南アフリカの現状だ。貧富の差の拡大とその根底にある教育の格差。若者の失業率は60%に達するという。

ジョブソンさんの講演


6時半からは「隠し芸大会」が始まる。ピースボートの目玉イベントのひとつだ。私が会場のシアターに行ったときには座席はすでに埋め尽くされており、後方で30分余り立ち見をするにとどまった。

隠し芸大会(阿波おどり)

体は今日も快調。心配の種の歯も今のところは保っている。

1月5日

今日は朝から雨模様。甲板は雨こそかからないが、床は濡れている。デッキ歩きは3周にとどめた。 雨は昼ごろにやんだ。

昼食時、中国から残留孤児として日本に帰国した高齢の男女二人組と同席になる。母子とのことだったが、夫婦もしくは姉弟のようにしか見えない。日本語での会話だが、私の聞き違いかもしれない。文化大革命の嵐のなか、当時は毛語録を振り上げて行進しないと生き延びられなかったという。文革体験者の生の声を聞くのははじめての体験だ。

午後はジャネット・ジョブソンさんの3回目の講演を聞く。明日からの寄港地のポートエリザベスとケープタウンの歴史がテーマだ。講演はコサ語(Xhosa)の簡単な紹介で締めくくられた。コサ語は、私が以前から関心をもっているカラハリ砂漠のコイサン語につながるクリック言語だ。

講演中、私の横に座ったのは日本在住のネパール人女性だった。日本語で少し会話した。私のネパール旅行やネパール地震のことなど。カトマンズの日本料理店「絆」のカツ丼を勧めておいた。
 
夕食では5〜60代のスイス人夫婦と同席だった。なんとピースボートでの世界一周は3回目とのこと。練習のためにドイツ語で話してみる。

明日はポートエリザベスに上陸する。1日目は街までの送迎のオプションに申し込んでいる。

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