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2025年1月3日金曜日

南半球一周ピースボートの旅(その5)


12月30日

今日は午後から「オープンGETフランス語」、「言語交換トーク」、「GETオープンチャット」という3つの言語関連のイベントに参加した。おもしろかったのは「言語交換トーク」。29歳の香港人女性、ノルウェー在住の台湾人女性、英国人のマシュー、GETの先生のケイト、それに私を含めた2人の日本人で、日本語と英語を交えて話す。マシューは香港在住21年の一般乗船客で、中国語や日本語、フランス語などを話す。日本語のレベルも、船内で日本語の自主企画をやるなど、なかなかのもの。

明日はマダガスカルの港町トアマシナに上陸予定。船はトアマシナに2日間碇泊する。

12月31日

船は早朝にマダガスカル第2の都市であるトアマシナに着岸した。

今日は現地に1泊するつもりなので、レセプションでパスポートを返却してもらって、9時過ぎに下船する。

マダガスカルは雨期で、外は雨が降っている。「地球の歩き方」に載っているHotel Joffreまでトゥクトゥクで行く。5ドルで約束して乗ったトゥクトゥクだが、ホテルに着いて10ドル紙幣を出すと、案の定「お釣りがない」と言う。5ドルでも法外な値段だ。だが、ここで争っても勝ち目はない。自宅にあった多くの1ドル紙幣を持参し忘れた私のミス。わずかな釣り銭をもらうだけで矛を収めた。

Hotel Joffreは1泊150,000アリアリ(マダガスカルの通貨)。5000円弱だ。現地通貨しか受け取らないので、60ドルを両替所と銀行で両替する。ほかにも2つのホテルをあたってみたが、いずれも満杯だった。

Hotel Joffre 

宿も決まったところで、メインストリートのAvenue de l'independanceまで歩く。ココナッツの木が植えられた広い通りにテントが並ぶ。

大晦日らしい賑わいはない。際立つのは貧しさだ。3、4歳の言葉もしゃべれないような子供たちが物乞いの手を差し出してくる。乳飲み子を抱えた母親の物乞いも少なくない。

4時ごろに宿の近くの安食堂で遅めの昼食をとる。ステーキとライス、コカコーラで22000アリアリ(約680円)。メニューどおりの値段で、ぼられているわけではない。現地の物価水準からすれば、安食堂とは言えないかもしれない。

ステーキとライス

スーパーで夜食用のパン、イチゴ牛乳、ヨーグルトなどを購入して、宿に戻る。

6時ごろに再度外出。近所の市場はすでに閉まりかけていた。

夜はかなり暑かった。エアコンがなければ寝苦しかったかもしれない。

2025年1月1日

6時前に目が覚める。昨日の夜食の残りを朝食とする。チェックアウトは11時なので、8時過ぎにいったん外出する。早朝降っていた雨は止んでいるが、各所に水溜まりができており、歩きにくい。

水溜まり

昨日見つけた市場で動画をとり、Tシャツを2000アリアリ(600円強)で購入した。市場では今日下船してきたピースボートの乗客も何人か見かけた。

市場

11時ちょうどにチェックアウトし、早めに船に帰る。歩いてでも帰れるが、現地通貨も余っており、プスプス(自転車でこぐトゥクトゥク)を利用した。

持参していたパスポートをレセプションに返す。ホテルではパスポートを見せるどころか、名前すら聞かれなかった。

14階のビュッフェで昼食をとったあと、部屋でぐったりした体を休め、夕食の時間までなすこともなく過ごす。

日本全国から集まった乗船客と、ときには中国人や韓国人の乗船客とも同席する食事はいつも楽しく、話もはずむ。

1月2日

昨日は外出日だったこともあり、ピースボートの正月は今日二日に設定されている。

昼には伸縮鏡開きがあり、樽酒も振る舞われたが、長い列があり、恩恵に預かることはあきらめた。

鏡開きは人垣で見ることもできない

午後のGETオープン・プログラムでは、中国の延吉から来た朝鮮族の女性と知り合う。英語を学ぶためのプログラムだが、はからずも韓国語(朝鮮語)の練習になった。

明日から数日洋上の生活が続く。

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