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2016年1月14日木曜日

ブルキナファソ2015 12月20日(サブ)

Campement Touristiqueでの朝食は500CFAだった。バゲットとインスタントコーヒー(または紅茶)に加え、オムレツも付いている。プレーンのオムレツではなく、トマトなどが入っており、思いのほかおいしかった。宿泊客は私のほかにはいないようだった。

Campement Touristiqueは湖(フランス語ではmareだが、沼というより湖と呼んだほうがしっくりする)に隣接している。ワニが生息しているので有名な湖らしいが、ワニを見ることはできなかった。冬なので水の下に潜っていたのだろうか。

朝食後、ホテルの周りを散歩する。湖の水を利用して女性たちが洗濯をしている。ひと言断ったうえで、その動画を撮らせてもらう。喧噪が渦巻くワガドゥグやボボでは見なかった風景だ。



ひとしきりのんびりと散策を続けたあと、サブのメインストリートに出た。ボボとワガドゥグをつなぐ街道がすなわちサブのメインストリートだ。通りの風景の動画を撮っていると、怒り顔の男が近づいてくる。「我々は珍しい動物ではない。勝手に写真を撮るな」と強い調子で言う。撮っている途中の動画を削除せざるをえなかった。動画や写真の削除を要求されたのは、ウガンダ、スーダン、北朝鮮に続いて4回目だ。

サブのメインストリート

サブはなにぶんにも狭い町だから、この男とはこのあとも何回か顔を合わせ、言葉を交わすことになる。写真や動画を撮るには「許可」(authorization)が必要だと言う。だが、個人にフォーカスを合わせた写真ならともかく、風景写真や町の様子の写真では許可の求めようがない。つまり不特定多数の人が映っている風景写真は不可能ということになってしまう。マリでも同じことを言われたが、撮った写真の削除までは求められなかった。もっともマリではただの風景写真を撮っているときに「ここを撮るならお金を払え」と言われたこともある。

昼食はメインストリートに面した食堂でとった。肉汁とライス、それにビールを付けて900CFA(180円)。ビールはローカルのBraknaというブランド。

昼食

サボではすれ違う人の多くが「Bon jour」と挨拶してくる。何かを売りつけようとするための挨拶ではない。これはマリのキタと似ている。ブルキナファソの場合、田舎だけでなくボボやワガドゥグでも挨拶してくる人は少なくなかった。

小さな町を隅から隅まで歩く。土をこねてく煉瓦をつくっている男たち。樹の下で互いの髪を編んでいる女たち。自動車のタイヤを棒で追いかけて遊んでいる子供たち。写真もたっぷり撮ることができた。サブで「途中下車」しなければ、こうした生活の一コマ一コマをじっくりと見ることができたかどうか。

髪を結う女性

少女

親子

子供1

子供2

子供3

夕食はCampement Touristiqueでとった。今日はクスクスを選んだ。おそらく上にかけるソースはスパゲッティでもクスクスでも同じだろう。おいしい。ここの料理人はなかなか腕がいいようだ。

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