5月25日。
昨夜購入したパンとお菓子で朝食を済まし、8時ごろに宿を出る。バス停は宿の正面にある。10分ほど待つと屏東行きのバスが来た。大型バスだが、乗客は誰も乗っていない。途中3、4人の乗客を拾い、40ほどかけて屏東(ピントン)に着く。
時間はたっぷりあるから、屏東を見物してから高雄へ向かってもいいのだが、パックパックを背負ったまま暑い中を歩くのもおっくうだ。このまま高雄へ向かおう。
行きは各駅停車で31元だったが、帰りは急行の指定席で48元だった。高雄までは30分ほどなので、各駅停車も急行も大差ない。高雄には10時前に着いた。
高雄駅に着くと再びゲストハウスの「あひる家」に向かった。2日前に「あひる家」をチャックアウトするときに、高雄最終日となる明日25日のベッドは予約しておいたが、今日の分は予約していなかった。今日高雄に帰ってくるかどうかはっきりしていなかったためだ。いずれにしても宿泊客はそう多くないから、フルということはないだろうとふんでいた。案の定、今日のベッドも空いていた。チェックインは2時からだというので、共有スペースでしばらく休み、荷物を預けて外へ出た。近くのカレー屋で昼食とする。豚肉カレーで、確か70元。ここでもお茶とスープは無料だった。
しばらく街をぶらぶらしてから、自由黄昏市場に行くことを思いついた。この市場の存在はネットで知っていた。MRTで最寄りの生態園區駅まで行き、歩いて10分ほどのところに市場はあった。しかし閑散としている。営業している売り台はせいぜい全体の10~20%。一瞬「遅きに失したか」と思ったが、逆だ。この市場はその名のとおり黄昏から活況を呈するらしい。今はまだ2時過ぎ。早すぎたのだ。
すごすごと市場から退散し、宿に戻ってチェックインを済ませ、再度街に出撃。今度のターゲットは「高雄の原宿」とも称される新堀江だ。少し遠いが宿から歩いて行く。これはまあどうといことのないショッピング街。若者が多いが、原宿ほどの賑わいはなく、雰囲気も異なる(もっとも私は原宿をよく知らないのだが)。
3日前高雄に着いた初日に夜市に出かけたが、あいにく雨だった。雨でもそれなりの活況はあったが、やはり全開の夜市を見たい。幸い今日はずっと晴れている。というわけで、夜市に出かけることにした。高雄には2つの夜市がある。「あひる家」からすぐの六合国際観光夜市とMRTの巨蛋駅に近い瑞豊夜市だ。「あひる家」の受付の台湾人女性に英語で尋ねると、前者は観光客がメインで、後者は地元客で賑わっているという。夜市は毎日オープンしているということなので、まず瑞豊夜市に行くことにした。
巨蛋駅で降りて、女子高生に道を聞き、それらしき場所に着いた。が、屋台が20ばかり出ているだけ。これが地元民で賑わっているというマーケットなのだろうか。ガイドブックによると、食べ物だけでなく各種のゲームまで楽しめるということなのだが、その気配はまったくない。
怪訝な気持ちのまま美麗島駅まで引き返し、六合夜市で小籠包と餅(?)を購入して宿に持ち帰った。宿の共有スペースでこれらと台湾ビールを夕食代わりとしながら、名古屋から来ていた中年男性としばらく話す。3泊4日で2度目の台湾旅行に来ているらしい。台北から高雄まで新幹線で来て、明日また台北に引き返すとのこと。
瑞豊夜市が期待外れに小さかったことが気になる。で、ネットで調べると、月曜日と水曜日は瑞豊夜市の定休日だというではないか。つまり今日(水曜日)は市は開いていなかったのだ。なまじいくつかの屋台だ開いていたので、これが瑞豊夜市と勘違いしてしまった。受付の女性は確かに「夜市(複数)は毎日オープンしている」と言っていた。意図的に私を欺いたとは考えられないが、私の質問がうまく伝わらなかったのか、彼女が何か勘違いしていたのだろう。
明日は高雄で過ごす予定外のおまけの1日。どこへ行くか決めないままに就寝した。
昨夜購入したパンとお菓子で朝食を済まし、8時ごろに宿を出る。バス停は宿の正面にある。10分ほど待つと屏東行きのバスが来た。大型バスだが、乗客は誰も乗っていない。途中3、4人の乗客を拾い、40ほどかけて屏東(ピントン)に着く。
屏東
時間はたっぷりあるから、屏東を見物してから高雄へ向かってもいいのだが、パックパックを背負ったまま暑い中を歩くのもおっくうだ。このまま高雄へ向かおう。
行きは各駅停車で31元だったが、帰りは急行の指定席で48元だった。高雄までは30分ほどなので、各駅停車も急行も大差ない。高雄には10時前に着いた。
高雄駅に着くと再びゲストハウスの「あひる家」に向かった。2日前に「あひる家」をチャックアウトするときに、高雄最終日となる明日25日のベッドは予約しておいたが、今日の分は予約していなかった。今日高雄に帰ってくるかどうかはっきりしていなかったためだ。いずれにしても宿泊客はそう多くないから、フルということはないだろうとふんでいた。案の定、今日のベッドも空いていた。チェックインは2時からだというので、共有スペースでしばらく休み、荷物を預けて外へ出た。近くのカレー屋で昼食とする。豚肉カレーで、確か70元。ここでもお茶とスープは無料だった。
昼食のカレー
しばらく街をぶらぶらしてから、自由黄昏市場に行くことを思いついた。この市場の存在はネットで知っていた。MRTで最寄りの生態園區駅まで行き、歩いて10分ほどのところに市場はあった。しかし閑散としている。営業している売り台はせいぜい全体の10~20%。一瞬「遅きに失したか」と思ったが、逆だ。この市場はその名のとおり黄昏から活況を呈するらしい。今はまだ2時過ぎ。早すぎたのだ。
閑散とした自由黄昏市場
すごすごと市場から退散し、宿に戻ってチェックインを済ませ、再度街に出撃。今度のターゲットは「高雄の原宿」とも称される新堀江だ。少し遠いが宿から歩いて行く。これはまあどうといことのないショッピング街。若者が多いが、原宿ほどの賑わいはなく、雰囲気も異なる(もっとも私は原宿をよく知らないのだが)。
新堀江
3日前高雄に着いた初日に夜市に出かけたが、あいにく雨だった。雨でもそれなりの活況はあったが、やはり全開の夜市を見たい。幸い今日はずっと晴れている。というわけで、夜市に出かけることにした。高雄には2つの夜市がある。「あひる家」からすぐの六合国際観光夜市とMRTの巨蛋駅に近い瑞豊夜市だ。「あひる家」の受付の台湾人女性に英語で尋ねると、前者は観光客がメインで、後者は地元客で賑わっているという。夜市は毎日オープンしているということなので、まず瑞豊夜市に行くことにした。
巨蛋駅で降りて、女子高生に道を聞き、それらしき場所に着いた。が、屋台が20ばかり出ているだけ。これが地元民で賑わっているというマーケットなのだろうか。ガイドブックによると、食べ物だけでなく各種のゲームまで楽しめるということなのだが、その気配はまったくない。
怪訝な気持ちのまま美麗島駅まで引き返し、六合夜市で小籠包と餅(?)を購入して宿に持ち帰った。宿の共有スペースでこれらと台湾ビールを夕食代わりとしながら、名古屋から来ていた中年男性としばらく話す。3泊4日で2度目の台湾旅行に来ているらしい。台北から高雄まで新幹線で来て、明日また台北に引き返すとのこと。
瑞豊夜市が期待外れに小さかったことが気になる。で、ネットで調べると、月曜日と水曜日は瑞豊夜市の定休日だというではないか。つまり今日(水曜日)は市は開いていなかったのだ。なまじいくつかの屋台だ開いていたので、これが瑞豊夜市と勘違いしてしまった。受付の女性は確かに「夜市(複数)は毎日オープンしている」と言っていた。意図的に私を欺いたとは考えられないが、私の質問がうまく伝わらなかったのか、彼女が何か勘違いしていたのだろう。
明日は高雄で過ごす予定外のおまけの1日。どこへ行くか決めないままに就寝した。
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