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2019年2月17日日曜日

ミャンマー・シャン州2019 一日目(ヤンゴン到着)

2月5日。

2019年初の旅行はミャンマーのシャン州と決めた。昨年10月からビザが必要なくなったことが大きい。ミャンマーのビザは入手が難しいわけではないが、事前の準備なしにいつでも飛び立てるのはうれしい。

はじめてミャンマーを訪れたのは3年前のちょうど同じ時期だった。カチン州の州都ミッチーナまで北上し、そこからマンダレーを経由してヤンゴンに戻ってきた。

今回はターゲットをシャン州のチャイントォンに設定した。シャン族はじめさまざまな少数民族を見るのがねらいだ。問題はチャイントォンまでのトランスポート。外国人がヤンゴンからチャイントォンまで行くには空路しか選択肢がない(陸路でのアクセスは外国人には許されていない)。ミャンマーの国内航空は外国人にとっては高くつくうえ、中国の春節と重なるこの時期に都合のよい便を予約できるかどうか不安だった。オンラインで国内便を予約するサイトもいくつかあるが、ミャンマーのオンライン予約システムはいろいろと問題が多いらしい。案の定、1つのサイトでは支払いの段になって「最寄りのチケット売り場で購入してくれ」というメッセージが出され、もう1つのサイトでは決済の画面までたどり着けなかった。

航空券は現地についてから調達するしかないだろう。シャン州がだめなら、行き先をミャンマー南部に変更しよう。行き先未確定のまま、2月5日に関空を飛び立ち2月13日に帰国するベトナム航空のチケットを購入した。

午前10時30分発のベトナム航空便はハノイを経由して18時にヤンゴンに到着した。まず400米ドルをミャンマー・チャットに両替する。最近ミャンマーでは米ドルではなく現地通貨のチャットでの支払いが奨励されているとの記事をどこかで読んだため、高価な航空運賃の支払いなどを考慮してかなり多めのチャットを入手した。レートは1ドル=1517チャット。3年前は1200チャット程度だったから、この3年間で多少のインフレが進行したのだろう。

ヤンゴンの宿は2泊分予約してあった。Beauty Land Hotel(Bo Cho)。Booking.comを通じての予約だが、これは私のミス。3年前にヤンゴンで泊まったBeauty Land Hotel IIと勘違いしたのだ。Beauty Land Hotel IIはダウンタウンに近く、土地勘があることから、今回も同じホテルを選ぶつもりで名前の紛らわしいBeauty Land Hotel(Bo Cho)をクリックしてしまった。この間違いに気付いたのはすでに関空を飛び立ってからだった。Beauty Land Hotel(Bo Cho)はダウンタウンからかなり離れている。当日ではキャンセルもできない。

Beauty Land Hotel(Bo Cho)まではタクシーで行った。タクシー代は10米ドル。「現地通貨での支払い」の原則はさっそく覆された。ここでも2つのミスを犯した。1つは空港からヤンゴン市内までのシャトルバスが運行されているのを知らなかったこと。もう1つは空港から市内までの相場は10000チャットで、10米ドルでは高すぎたこと。もっとも、Beauty Land Hotel(Bo Cho)はちょっとわかりにくい場所にあり、何人かの通行人に問い合わせてやっと到着した運転手の苦労を思うと、少し高くついたのも仕方ないかもしれない。ホテルに着いたときには9時近かった。

Beauty Land Hotel(Bo Cho)(翌朝撮影)

Beauty Land Hotel(Bo Cho)では1泊目と2泊を別々に予約したため、1泊目が30ドル、2泊目が37ドルと料金が異なっていた。これは部屋のレベルが異なるためだが、2泊67ドルでグレードの高いほうの部屋に連泊できることになった。支払いはチャットにした。両替しすぎたチャットをできるだけ使い切りたい。

チャイントゥン行きの航空券の購入について問い合わせる。購入は可能だが、明朝担当者が来るまで待ってくれとのこと。受付の近くに日本人の女性がいたので少し話す。

夜も遅くなっており、夕食をとりたいが、ホテルの周りに食堂らしきものはない。ホテルの屋上のレストランを利用するしかない。

屋上からはヤンゴンの観光の目玉であるシュエダゴン・パヤーがライトアップされて金色に輝いている。3年前に訪れた場所だ。

屋上のレストランでは先ほどの日本人女性がパートナーと一緒に食事をしていた。パートナーはオーストラリア人だ。同席させてもらい、焼き飯とコーラを注文した。焼き飯は4000チャット(約300円)でコーラは1000チャット(80円弱)。コーラはともかく、焼きそばは市内の安食堂の2倍の値段だ。

日本人女性とオーストラリア人男性は3~40歳台くらいか。オーストラリア・クイーンズランド州のブリズベンと日本の鎌倉に家を持ち、2つの国を行ったり来たりしているらしい。「日本では付き合いの範囲が限られており、表面的な話しかできない。フラストレーションがたまる」とはオーストラリア人男性の弁。

10時前に部屋に戻って休む。スタッフの対応もよく、部屋もきれいで、なかなかいいホテルではある。難点はロケーションだ。シュエダゴン・パヤーを訪れるのには便利だが、ダウンタウンに出るには1時間近く歩かなければならない。オーストラリア人男性は「(ダウンタウンまでは)タクシーで3ドルくらいだから問題ない」と言っていたが、私にとってはその3ドルが重い。

チャイントォンまで飛行機を確保できるかどうか、明日判明する。ホテルで航空券を取得できなければ、ダウンタウンにある旅行代理店を訪れなければならない。

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