12月6日
8時前に朝食を終え(今日はフォーを注文していた)、11時半にDai A Hotelをチェックアウトした。朝の受付には日本語をしゃべる女性がいて、私を外まで見送ってくれた。日本に10年間滞在し、三重県亀山市のローソク工場で働いていたという。
ダナン駅まではGrabタクシーで行った(33Kドン=200円)。前日言われたとおり、定刻の30分前の12時ごろに駅に着いたが、ホーチミンシティ発の列車は予想どおり遅れ、ダナン駅を出たのは1時20分だった。1時間未満の遅延ならOKだ。
列車到着
列車内
車窓から
フエ駅
Sunny A Hotel
6時前にホテルを出て、近くの「和食竹」に入る。今日も昼食抜きだったから、ちょっと贅沢に寿司の盛り合わせとビールを注文した(併せて1200円ほど)。寿司はまずくはないが、やはり日本の寿司とは別物。6時ごろにもかかわらず、店内は満席に近く、グーグル・マップのレビューもよい。ちょっと納得がいかない。
寿司の盛り合わせとビール
フエには2日滞在して、明後日にはハノイに移動する。列車ないしバスでの長時間の移動は選択肢に入らない。Trip.comでフエからハノイまでのフライトを購入しておいた(5410円)。
12月7日
昨夜買っておいたお菓子を朝食代わりとし、10時過ぎにホテルを出る。行き先は、1802年から1945年まで続いたグエン朝の王宮だ。
その前に少し両替をしておきたい。クレジットカードの支払いには3%の手数料が必要なことから、計画と異なり、ホテルの支払いをすべて現金で済ませてきた。今後も同様だろう。となると、空港で両替した200ドル分のドンだけは心もとない。
王宮に行く途中の両替屋でさらに200ドルをドンに替えた。レートは空港より少しよかった。
フーン川を越えて王宮に到着。広い敷地に数多くの門があり、堀があり、石垣もある。入場は有料だ。高い入場料ではないが、知識のない私がどれだけのものを得ることができるか。周りをみることだけにとどめた。
王宮の門
王朝衣装の観光客と王宮
カタカナで「チェーンソーマン」とプリントされたTシャツを着ている若い欧米系の女性が見かけたので、おもわず声をかけた。フランス人だった。さっそく英語からフランス語に切り替える。パリから来たとのこと。Parisのrの発音がまさにフランス語のrだったのでちょっと感動。
彼女は日本の漫画・アニメのファンで(「チェーンソーマン」も漫画かアニメのキャラクターらしい)、訪日経験も2度ある。「フランスの漫画・アニメのマーケットは日本に次ぐ世界第2の規模だ」とは彼女の弁。
フエのパリジェンヌ
ドンバ市場
Hanhのセット・メニュー
ぶらぶら歩きながらホテルに戻り、一休みする。
6時過ぎに再びホテルを出る。遅めの昼食でお腹はいっぱいなので、夕食を食べる気分ではなく、カフェに入る。Highlandsというベトナムのチェーン店だ。コーヒーと小さなケーキを注文。80Kドン(480円)。このケーキは絶品だった。
Highlandsでコーヒーとケーキ
Highlandsは広くて明るく、いい感じのカフェだ。ベトナムにはStarbucksもあるが、私の軍配はHighlandsにあがる。客層は若く、Starbucksと同様に、パソコンを持ち込んで仕事や勉強をしている客もちらほら。びっくりしたのは、私の正面にいた若い女性客。パソコンを持ち込み、なにやら作業しながら、なんとインスタント・ヌードルを食べているではないか。もちろんインスタント・ヌードルはHighlandsのメニューにはない。ベトナムらしいおおらかさ。
インスタント・ヌードルを食べる女性客
サパにわかって浮上してきたのはディエンビエンフーだった。対仏戦の戦場としてあまりにも有名なディエンビエンフーは同時にタイ族の住む田舎町でもある。1週間以上あるから、サパとディエンビエンフーの両方に行くことも可能だが、あまり忙しくはしたくない。
悩んだ末、サパをあきらめて、ディエンビエンフーに決めた。12月10日にハノイを発ち12日に戻ってくるディエンビエンフー行き往復便のチケットをTrip.comを通じて購入した。ベトナム中部とは異なり、ベトナムの西端にあるディエンビエンフーにはLCCのVietJetは飛んでおらず、ベトナム航空便しかない。そのため航空代金も往復で13490円と少し高めになった。
明日(12月8日)から10日までハノイ、10日から12日までディエンビエンフー、12日から15日深夜までハノイという行程になる。













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