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2025年12月27日土曜日

ベトナム2025 五、六日目(フエ)

 12月6日

8時前に朝食を終え(今日はフォーを注文していた)、11時半にDai A Hotelをチェックアウトした。朝の受付には日本語をしゃべる女性がいて、私を外まで見送ってくれた。日本に10年間滞在し、三重県亀山市のローソク工場で働いていたという。

ダナン駅まではGrabタクシーで行った(33Kドン=200円)。前日言われたとおり、定刻の30分前の12時ごろに駅に着いたが、ホーチミンシティ発の列車は予想どおり遅れ、ダナン駅を出たのは1時20分だった。1時間未満の遅延ならOKだ。

列車到着

列車内


車窓から

フエ駅に着いたのは4時ごろ。Booking.comで目星をつけておいた市内中心部(新市街)のSunny A HolelへGrabタクシーで向かう(34 Kドン)。予約はしていなかったが、部屋は空いていた。2泊で540Kドン(3240円)。1泊1600円ほどだ。受付の女性は日本語を話した。以前は日本人の客が多かったらしい。日本の書籍や漫画もたくさん置いてあった。

フエ駅

Sunny A Hotel

6時前にホテルを出て、近くの「和食竹」に入る。今日も昼食抜きだったから、ちょっと贅沢に寿司の盛り合わせとビールを注文した(併せて1200円ほど)。寿司はまずくはないが、やはり日本の寿司とは別物。6時ごろにもかかわらず、店内は満席に近く、グーグル・マップのレビューもよい。ちょっと納得がいかない。

寿司の盛り合わせとビール

フエには2日滞在して、明後日にはハノイに移動する。列車ないしバスでの長時間の移動は選択肢に入らない。Trip.comでフエからハノイまでのフライトを購入しておいた(5410円)。

12月7日

昨夜買っておいたお菓子を朝食代わりとし、10時過ぎにホテルを出る。行き先は、1802年から1945年まで続いたグエン朝の王宮だ。

その前に少し両替をしておきたい。クレジットカードの支払いには3%の手数料が必要なことから、計画と異なり、ホテルの支払いをすべて現金で済ませてきた。今後も同様だろう。となると、空港で両替した200ドル分のドンだけは心もとない。

王宮に行く途中の両替屋でさらに200ドルをドンに替えた。レートは空港より少しよかった。

フーン川を越えて王宮に到着。広い敷地に数多くの門があり、堀があり、石垣もある。入場は有料だ。高い入場料ではないが、知識のない私がどれだけのものを得ることができるか。周りをみることだけにとどめた。

王宮の門

王朝衣装の観光客と王宮

カタカナで「チェーンソーマン」とプリントされたTシャツを着ている若い欧米系の女性が見かけたので、おもわず声をかけた。フランス人だった。さっそく英語からフランス語に切り替える。パリから来たとのこと。Parisのrの発音がまさにフランス語のrだったのでちょっと感動。

彼女は日本の漫画・アニメのファンで(「チェーンソーマン」も漫画かアニメのキャラクターらしい)、訪日経験も2度ある。「フランスの漫画・アニメのマーケットは日本に次ぐ世界第2の規模だ」とは彼女の弁。

フエのパリジェンヌ

王宮に続いてドンバ市場を目指す。歩いて30分くらいかかるが、フエの街を見て回るいい機会だ。途中小雨が降ってきたが、幸いすぐに止んだ。

ドンバ市場

2時を過ぎたころ、再びフーン川を越え、フエ新市街に戻り、ネットで評判の高いHanhというレストランに入った。フエの料理をセットで食べられるレストランで、2時過ぎにもかかわらず店内はほぼ満席だった。セット・メニューのうちの1つを選ぶ。何品もの料理が出され、おいしかったが、食べ方がよくわからず、ちょっと苦労した。缶ビールと併せて180Kドン(1000円ほど)。

Hanhのセット・メニュー


ぶらぶら歩きながらホテルに戻り、一休みする。

6時過ぎに再びホテルを出る。遅めの昼食でお腹はいっぱいなので、夕食を食べる気分ではなく、カフェに入る。Highlandsというベトナムのチェーン店だ。コーヒーと小さなケーキを注文。80Kドン(480円)。このケーキは絶品だった。

Highlandsでコーヒーとケーキ

Highlandsは広くて明るく、いい感じのカフェだ。ベトナムにはStarbucksもあるが、私の軍配はHighlandsにあがる。客層は若く、Starbucksと同様に、パソコンを持ち込んで仕事や勉強をしている客もちらほら。びっくりしたのは、私の正面にいた若い女性客。パソコンを持ち込み、なにやら作業しながら、なんとインスタント・ヌードルを食べているではないか。もちろんインスタント・ヌードルはHighlandsのメニューにはない。ベトナムらしいおおらかさ。

インスタント・ヌードルを食べる女性客

さて明日はハノイに向けて発つ。残り1週間以上あるわけだが、ハノイを中心としてこの日々をどうやって過ごすか。ベトナムに来る前は、ハノイの北方のサパを予定していた。少数民族専門家(?)を自称する私としては欠かせない場所だ。モン族などが暮らすサパの名前は20年くらい前から聞いていた。しかし、サパはあまりにも観光化し、商業化している。20年前からそうだった。

サパにわかって浮上してきたのはディエンビエンフーだった。対仏戦の戦場としてあまりにも有名なディエンビエンフーは同時にタイ族の住む田舎町でもある。1週間以上あるから、サパとディエンビエンフーの両方に行くことも可能だが、あまり忙しくはしたくない。

悩んだ末、サパをあきらめて、ディエンビエンフーに決めた。12月10日にハノイを発ち12日に戻ってくるディエンビエンフー行き往復便のチケットをTrip.comを通じて購入した。ベトナム中部とは異なり、ベトナムの西端にあるディエンビエンフーにはLCCのVietJetは飛んでおらず、ベトナム航空便しかない。そのため航空代金も往復で13490円と少し高めになった。

明日(12月8日)から10日までハノイ、10日から12日までディエンビエンフー、12日から15日深夜までハノイという行程になる。


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