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2017年2月25日土曜日

ラオス2017 三日目(ムアンシン)

2月8日。

よく眠れないままうつらうつらしていると、バスが突然停まり、車内がざわざわしてくる。「ルアンナムター」という声がする。外はまだ真っ暗だが、ルアンナムターに着いたらしい。急いで身支度してバスを降りる。

時計を見ると2時半。これは計算が違う。5時ごろに着いて、しばらくバスステーションで時間を過ごし、夜明けとともにルアンナムターの街に出るつもりだったのだ。この長距離用のバスステーションはルアンナムターの中心から10kmほど離れている。トゥクトゥクが1台待機しており、ルアンナムターへと誘うが、今の時刻に街に出たところでチェックインできる宿があるとは思えない。バスステーションが開いていれば、椅子に座って休むことができるのだが、ドアはロックされている。2月の始めの真夜中。ラオスとはいえ、寒さが身にしみる。

バスを降りたのは私を含めて6人。外国人旅行者ばかりだ。そのうちのひとり、スペイン語を話す女性旅行者はバスのトランクから自分のバックパックを取り出すのを忘れ、途方に暮れていた。バスは彼女のバックパックを載せたまま、タイのチェンライへと走り去った。夜中の3時近くではバス会社に連絡するすべもない。もっとも貴重品は身に付けるか手荷物に入れているだろうか、最悪バックパックが戻ってこなくても旅は続けられるだろう。

そうこうするうち、バスステーションの真向かいにあるホテルに明かりがともる。おそらく毎晩繰り返されるこうした場面を当て込み、我々に宿を提供しようというのだろう。6人全員がともかくホテルに入る。シングルの部屋は1泊70000キープ(1000円近く)。夜行バスを利用すれば1泊分浮くと考えていた面々だが、この際、他に選択肢はない(あとから考えると、ルアンナムター行きの夜行バスの切符を購入するときに、このへんの事情を旅行会社が忠告してくれるべきだった)。

私はシングルの部屋をとった。シャワー・トイレ、テレビ付きの清潔な部屋だった。昨日の昼から何も食べていないので空腹だったが、4時ごろから8時ごろまで4時間ほど眠ることができた。

今日のうちにムアンシンまで行くつもりだったので、8時過ぎに宿をチェックアウトしたあと、トゥクトゥクを捕まえ、ルアンナムターの中心にある近距離用のバスステーションに向かった。ムアンシンはルアンナムターの北西に位置し、バスでおよそ2時間かかる。中国との国境に近い小さな町だ。ルアンナムターよりさらに田舎だが、その分だけ少数民族に出会える可能性が高いように思えた。

ルアンナムターの中心にある近距離用バスステーションに着いたのは午前9時半過ぎ。9時半のムアンシン行きのマイクロバスは出たところだったが、幸いまだ11時の便があった(ムアンシン行きのバスは午前中の3本だけだった)。昨日12時の昼食以来21時間ぶりの食事をとる余裕もあり、ちょうどよい。付近の小さな食堂に入って麺を注文する。たぶんカオ・ソーイと呼ばれるラオス北部に特有の麺だろう。10000キープ(約140円)という安さにもかかわらず、空腹も手伝ってことのほかおいしかった。

バス乗り場の近くで麺を食べる

ムアンシンまでのバス代は25000キープ(約350円)。定刻どおりに出発し、2時間たらずにムアンシンに着いた。ムアンシンのバスステーションは町の中心にほど近く、私が目指していたプーイーウ・ゲストハウス2までは歩いても行けそうだ。しかし疲れていたこともあり、トゥクトゥクを利用した。

プーイーウ・ゲストハウス2を選んだのは、ツアーオフィスも備えていると聞いていたからだ。予約はしていなかったが、部屋は空いていた。トイレ・シャワー付きのバンガローの部屋で、80000キープ(約1100円)。朝食は付いていない。

ゲストハウスの部屋

さっそく明日の少数民族巡りのツアー(といっても参加者は私だけだが)を申し込む。運転手とガイド付き、昼食も含めて700000キープ(1万円近く)とのこと。高い。高いが、このために来たのだから、やむをえない。

部屋で休み、ムアンシンの町に出たときには2時を過ぎていた。メインストリート(というほどの賑わいのある通りではないが)に四川飯店という看板の食堂があったので入る。メニューはない。店の若い女性がスマートフォンの画面を見せる。漢語から日語への翻訳の画面で、「炒肉」という文字が表示されている。まあこれでいいだろう。炒肉(豚肉とニンニクの茎の炒め物だった)とビール(ラオビア)を注文する。久しぶりにしっかりした食事だ。お代わり自由のライスも付けて40000キープ(550円ほど)。女性に中国語で「中国人か」と聞くと、そうだとの答え。私が日本人であることは名乗らずともわかっていたらしい。

四川飯店で昼食

ムアンシンは中国との国境に近いため、宿や食堂のほとんどの看板にはラオス語と中国語が併記されている。「超市」という看板の中国のスーパーがあったので、明日の朝食代わりに菓子類を購入しておく。

続いてバスステーションに隣接しているマーケットを見物する。少数民族らしい女性も見かけるが、何族かはわからない。

ムアンシンの市場

まだ日は暮れていないが、昨日の夜行バス以来のドタバタで疲れていたうえ、特に見るべきものもないので、宿に戻ることにする。昼食をとったのが3時ごろであり、腹は減っていないが、いったん宿に戻って夜また外出するのも面倒だ。ちょうど道端にLao Pizzaなる屋台を見つけた。これを持ち帰り、宿で食べることにする。確か20000キープ(300円近く)だったような。宿に戻り、せめて8時ごろまで待って食べようと思っていたが、待ちきれず7時ごろに食べてしまった。まずまずの味。

明日のツアーは9時にスタートする。今夜はしっかり寝ておこう。
 

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