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2024年7月26日金曜日

アゼルバイジャン2024 三日目(バクー続き)

 7月7日

9時前に朝食をとったあと、配車アプリのBoltを使って旧市街のMaiden Tower(乙女の塔)まで行く。料金は失念したが、500円くらいだっただろうか。Maiden Towerの前には旅行代理店の客引きが何人もたむろし、観光客を各種ツアーに勧誘している。若い女性の客引きが話しかけてくる。ツアーには興味があるから、話を聞き、パンフレットをもらう。

Maiden Tower


明日はバクーを発つ予定なので、ツアーに参加するのは再度バクーに帰ってきてからになる。明日私が向かおうとしていたのは北部のQuba(クバ)だ。ダゲスタンに比較的近いことから、この地を次の目的地として選んだ。問題はどのバス・ターミナルからクバ行きのバスが出ているかだ。客引きの女性に尋ねると「オートバクザール」という返事だった。ここでロシア語の知識が少し役立った。「オート」は「オートブス」、つまりバスのことだろう。バグザールはロシア語で「駅」。クバまではバスで2時間ちょっとの距離。バスは頻繁に出ている。「オートバクザール」は「International Bus Terminal」とも呼ばれているらしい。

昨日バザールへ行けなかったこともあり、今日はVasil Bazarという青果市場を訪れることにした。旧市街に最寄りの駅から地下鉄に乗り、Vasil Bazarに近くの駅まで行き、そこから歩く。初日にバスと地下鉄を混同し、プラットフォームまで行ったことはあるが、実際に乗るのは今日がはじめてだ。

バクーの地下鉄はRed LineとGreen Lineという2本の路線から構成されており、単純ではあるが、カバーする範囲は広くなく、駅も少ないため、交通手段としてあまり便利ではない。

地下鉄

旧市街を出てVasil Bazarにたどり着くまで1時間近くはかかっただろうか。途中小雨が降りだしたがすぐに止んだ。

Vasil Bazarは青果を中心とした食品と雑貨の市場で、外国人の私が通りかかると、売り込みの声がかかる。

Vasil Bazar

地下鉄を利用して旧市街まで戻り、そのままカスピ海に出て、昨日と同様にDeniz Mall (Waterfront mall)に入る。今日も昼食は抜いている。5時半ごろに夕食をとることにし、フードコートでアゼルらしい料理と思って注文する。が、出てきたのはピザの上に挽肉とジャガイモを載せた1品だった。コーラと併せて7.4マナト(700円ほど)。

夕食

7時過ぎにはホテルに戻る。旧市街やNesami Street、Vasil Bazarまでの道と、バクーの中を歩き回る一日だった。

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