7月8日
朝食後、9時過ぎにMadinah Hotelをチェックアウト。チェックアウト時、受付の男性がBooking.comの私の予約ページを開くように求めてくる。指示どおりにMadinah Hotelを評価するページを開く。ホテルを評価してほしいらしい。スタッフを目の前にして悪い評価は付けられない。9をクリックしておいた。Booking.comでこのホテルの評価が9.2と高い裏にはこうしたからくりがあったのか。
ただし、9は私の実際の評価に近い。スタッフの対応、清潔さ、朝食などは十分に満足できるものだった。難点を挙げるとすれば、旧市街まで遠いこと、室内のWifiの信号が弱かったことくらいだ。
Cuba(クバ)行きのバスが出るオートバクザール(バス・ターミナル)へは配車アプリのBoltを使って行った。30分近くの乗車で7マナト(700円弱)。
クバ行きの小型バスは10時半ごろに出発した。バスは2時間半かけて(途中トイレ休憩あり)、クバのオートバクザールへ到着した。オートバクザールは新しく外観は立派だが、あまり人を見かけなかった。停車しているバスの数もそう多くない。バスの同乗者も大半が手前の駅で降車している。空白の中にぽつんと建っているようなターミナルだ。
クバ行きのバスの中
クバのオートバクザール
40分以上歩いて、やっと店やホテルが見えてきた。Xinaliq Hotelはすぐに見つかった。1泊15マナト(1500円弱)。2泊することにした。Xinaliq(日本語ではフナルッグと記されていることが多い)とは、クバ近郊の小さな山村を指す。標高2500メートルの孤立した村で、住民は独自の言語を話すという。いわば秘境だ。明日はこの秘境を目指す。
Xinaliq Hotelは値段相応の質だった。Wifiが飛んでいないのはともかく、エアコンと冷蔵庫がないのはつらい。シャワーもチョロチョロしか出ない。立地はよい。バザールに面しており、スーパーや食堂には事欠かない。
Xinaliqu Hotel
シャオルマ?
明日のXinaliq村行きをホテルの前にたむろしていたタクシー運転手に依頼しておく。運転手はホテルのオーナーとは顔なじみのようだ。村までの往復で60マナト(6000円弱)。ちょっとぼられたかもしれないが、相場を知らないのでなんとも言えない。
0 件のコメント:
コメントを投稿