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2024年7月27日土曜日

アゼルバイジャン2024 四日目(クバへ)

 7月8日

朝食後、9時過ぎにMadinah Hotelをチェックアウト。チェックアウト時、受付の男性がBooking.comの私の予約ページを開くように求めてくる。指示どおりにMadinah Hotelを評価するページを開く。ホテルを評価してほしいらしい。スタッフを目の前にして悪い評価は付けられない。9をクリックしておいた。Booking.comでこのホテルの評価が9.2と高い裏にはこうしたからくりがあったのか。

ただし、9は私の実際の評価に近い。スタッフの対応、清潔さ、朝食などは十分に満足できるものだった。難点を挙げるとすれば、旧市街まで遠いこと、室内のWifiの信号が弱かったことくらいだ。

Cuba(クバ)行きのバスが出るオートバクザール(バス・ターミナル)へは配車アプリのBoltを使って行った。30分近くの乗車で7マナト(700円弱)。

クバ行きの小型バスは10時半ごろに出発した。バスは2時間半かけて(途中トイレ休憩あり)、クバのオートバクザールへ到着した。オートバクザールは新しく外観は立派だが、あまり人を見かけなかった。停車しているバスの数もそう多くない。バスの同乗者も大半が手前の駅で降車している。空白の中にぽつんと建っているようなターミナルだ。

クバ行きのバスの中

クバのオートバクザール


グーグル・マップで確かめると、ホテルやショップはかなり離れている。目を付けているXinaliq Hotelを目指し(予約はしていない)、バックパックを背負って歩く。歩いても歩いて目に入ってくるのは住宅だけだ。日差しも強い。「こんなに何もない地にどうしてやってきたのだろう」との後悔が頭をよぎる。

40分以上歩いて、やっと店やホテルが見えてきた。Xinaliq Hotelはすぐに見つかった。1泊15マナト(1500円弱)。2泊することにした。Xinaliq(日本語ではフナルッグと記されていることが多い)とは、クバ近郊の小さな山村を指す。標高2500メートルの孤立した村で、住民は独自の言語を話すという。いわば秘境だ。明日はこの秘境を目指す。

Xinaliq Hotelは値段相応の質だった。Wifiが飛んでいないのはともかく、エアコンと冷蔵庫がないのはつらい。シャワーもチョロチョロしか出ない。立地はよい。バザールに面しており、スーパーや食堂には事欠かない。

Xinaliqu Hotel

スーパーで多少の飲食物を購入したあと、5時半ごろに小さな食堂で昼食兼夕食をとった。注文したのはビーフのケバブを薄いパンで包んだ料理(シャオルマ?)とコーラ。6.4マナト(600円ほど)だった。

シャオルマ?

明日のXinaliq村行きをホテルの前にたむろしていたタクシー運転手に依頼しておく。運転手はホテルのオーナーとは顔なじみのようだ。村までの往復で60マナト(6000円弱)。ちょっとぼられたかもしれないが、相場を知らないのでなんとも言えない。

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