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2018年2月15日木曜日

エジプト2017 十一日目(カイロ)

12月27日。

8時すぎに朝食をとろうとして、ドーミトリーの部屋から出るが、宿のオーナーが見あたらない。呼んでも出てこない。しばらく待ったが、戻ってこない。これは困った。朝食が出ないのはともかく、今日はこの宿をチェックアウトしてベニス細川家に移動するつもりだ。

宿代はまだ払っていなかった。このまま何も払わずに出て行くことも可能だが、さすがにそれはまずいだろう。2日分の宿代20ドル(今日の朝食が出ていないわけだからもっと少ない額でもよかったが)をわかりやすいところに置いて宿を出た。

「さくら」からベニス細川家までは徒歩で30分ほど。10時過ぎに到着し、予約していた部屋にチェックインした。

宿の近くの大勢の客で賑わっている食堂で豆のコロッケを挟んだバーガーをテイクアウトし、ベンチに座って食べる。予想通りおいしい。

腹もふくれたところで、地下鉄の駅に向かう。カイロ動物園に行くためだ。ガイドブックにはカイロ動物園とあるが、正式な名称はギザ動物園だ。この動物園に行くには、地下鉄のカイロ大学駅で下車してバスに乗らなければならない。

カイロの地下鉄は距離に関係なく均一2ポンド(12円)という安さ。日本と同様に女性専用車両もある。宗教的理由かと思ったが、ベニス細川家のエジプト人スタッフに聞くと、日本と同じで痴漢対策らしい。

地下鉄に比べバスはちょっと難しい。どこで降りたらいいかわからないからだ。車掌が同乗している大きめのバスならよいが、乗り合いのマイクロバスの場合は他の乗客に尋ねるしかない。

カイロ大学駅からマイクロバスに乗り、他の乗客を頼りになんとか動物園に着いた。入場料は確か20ポンドだった。

Giza Zoo

子供のとき以来の動物園だから、他と比較することはできないが、動物の種類や数もそう多くはなく、施設もあまり立派とはいえない。だが、家族連れのエジプト人で結構賑わっている。3人連れの韓国人の家族にも遭遇した。

人気のあるのはライオンと虎の檻だが、檻の中の数匹のライオンや虎は疲れた様子だった。こんなに狭い檻の中に閉じ込められているのだから仕方ないか。

ギザの動物園

狭い檻の中でも元気だったのはハイエナだ。1つの檻に4、5匹ずつ、全部で20匹弱のハイエナが文字通り飛び回っている。凄まじい鳴き声を出しながら。体も結構大きい。こんなのに襲われたと思うとちょっと怖い。

動物園を出てギザからカイロに帰ってきたときには4時を過ぎていた。繁華街を散策してから、夕食用のサンドイッチを2個購入して、宿へ戻る。

夕食のサンドイッチ(安くておいしい)

明日は帰国日。フライトは19時05分だ。空港までの車を宿に依頼しておく。3時に迎えにくるとのこと。

 

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