12月24日。
今日はカイロへ戻る日だが、カイロ行きの夜行列車がルクソール駅を出るのは19時10分。今日もほぼ丸一日をルクソールで過ごせるわけだ。
チェックアウトぎりぎりの12時近くまで部屋でゆっくりしたあと、バックパックをホテルに預けて街に出た。観光スポットは昨日のツアーで十分だ。特に目的を定めずに、気の向くままにぶらぶら歩いてみよう。路地や裏通りに迷い込むのもいいだろう。
少しぶらついたあと、昼食をとることにした。まだ試していない魚料理をということで、そう高そうにない食堂に入る。注文したのは焼鯖、ライス、サラダ。鯖は脂がのっておらず、おいしくなかった。ナイルの川魚を注文すべきだった。
昼食後、ルクソール神殿前の広場で少し休み、スークに入る。一昨日ここを訪れたときにはもっぱら観光客用の物品を連ねた店々に失望したものだが、このスークを突き抜けてさらに奥に入っていくと、地元の人たちのための本来のスークが現れた。こちらのほうが数倍おもしろい。日本のキャベツの3倍くらいありそうな巨大なキャベツ。生きた魚や鶏。馬車も通る。ここでエジプトのお菓子を購入。エジプトのお菓子は若干甘すぎる感もあるが概しておいしい。
あてどもなく裏通りを歩き、子供たちの写真を撮ったりして、再び神殿前の広場に戻ると、昨夕と同じNational Festival of TAHTIBの祭典をやっていた。この古代武術の祭典は1週間続くらしい。
もう陽は暮れている。駅前の食堂でちょっと早めの夕食(ハンバーガー)をとり、ホテルに立ち寄ってバックパックを受け取ってから、駅に向かう。
19時10分発カイロ行きの切符は持っているものの、どのホームからどの列車に乗ればよいのかさっぱりわからない。電光掲示場を見てもはっきりしないし、駅員らしき姿も見あたらない。他の乗客に聞くしかない。聞けば親切に答えてくれる。私の切符を見てわざわざ係員に確かめてくれた男性もいた。
列車はおよそ30分遅れてルクソール駅を出発した。1等席は1人掛けの席と2人掛けの席がある。1人掛けの席を期待していたのだが、残念ながら2人掛けの席だった。しかも窓側なのでトイレに立つときに不便だ。
隣は30歳代の男性。ルクソールの西岸に住み、保護が必要な子供たちのための施設を運営しているという。100人を超える子供たちを預かっているらしい。ルクソール以南のUpper Nileの住人は北部に比べてよりフレンドリーだとのこと。
この男性にもエジプトの政治状況をどう思うか尋ねたが、はっきりした答えは返ってこなかった。ひとつだけ、年金が少ないことを嘆いていた。月に50ドル程度だという。物価の安いエジプトではあるが、確かに月に50ドルではやっていけないだろう。彼の父親にいたってはたった35ドルの年金だという。父親の年齢を尋ねると、57歳とのこと。待てよ、57歳で年金を支給されるか。ちょっと疑問が残った。
予期していたことだが、2人掛けの席ではよく眠れなかった。うとうとしては目が覚め、またうとうとと。併せて4時間程度は寝ただろうか。
今日はカイロへ戻る日だが、カイロ行きの夜行列車がルクソール駅を出るのは19時10分。今日もほぼ丸一日をルクソールで過ごせるわけだ。
チェックアウトぎりぎりの12時近くまで部屋でゆっくりしたあと、バックパックをホテルに預けて街に出た。観光スポットは昨日のツアーで十分だ。特に目的を定めずに、気の向くままにぶらぶら歩いてみよう。路地や裏通りに迷い込むのもいいだろう。
ルクソールの路地
少しぶらついたあと、昼食をとることにした。まだ試していない魚料理をということで、そう高そうにない食堂に入る。注文したのは焼鯖、ライス、サラダ。鯖は脂がのっておらず、おいしくなかった。ナイルの川魚を注文すべきだった。
昼食の鯖料理
昼食後、ルクソール神殿前の広場で少し休み、スークに入る。一昨日ここを訪れたときにはもっぱら観光客用の物品を連ねた店々に失望したものだが、このスークを突き抜けてさらに奥に入っていくと、地元の人たちのための本来のスークが現れた。こちらのほうが数倍おもしろい。日本のキャベツの3倍くらいありそうな巨大なキャベツ。生きた魚や鶏。馬車も通る。ここでエジプトのお菓子を購入。エジプトのお菓子は若干甘すぎる感もあるが概しておいしい。
スーク
大きなキャベツ
ハローキティのシャツを着た女の子
あてどもなく裏通りを歩き、子供たちの写真を撮ったりして、再び神殿前の広場に戻ると、昨夕と同じNational Festival of TAHTIBの祭典をやっていた。この古代武術の祭典は1週間続くらしい。
National Festival of TAHTIB
もう陽は暮れている。駅前の食堂でちょっと早めの夕食(ハンバーガー)をとり、ホテルに立ち寄ってバックパックを受け取ってから、駅に向かう。
19時10分発カイロ行きの切符は持っているものの、どのホームからどの列車に乗ればよいのかさっぱりわからない。電光掲示場を見てもはっきりしないし、駅員らしき姿も見あたらない。他の乗客に聞くしかない。聞けば親切に答えてくれる。私の切符を見てわざわざ係員に確かめてくれた男性もいた。
列車はおよそ30分遅れてルクソール駅を出発した。1等席は1人掛けの席と2人掛けの席がある。1人掛けの席を期待していたのだが、残念ながら2人掛けの席だった。しかも窓側なのでトイレに立つときに不便だ。
隣は30歳代の男性。ルクソールの西岸に住み、保護が必要な子供たちのための施設を運営しているという。100人を超える子供たちを預かっているらしい。ルクソール以南のUpper Nileの住人は北部に比べてよりフレンドリーだとのこと。
この男性にもエジプトの政治状況をどう思うか尋ねたが、はっきりした答えは返ってこなかった。ひとつだけ、年金が少ないことを嘆いていた。月に50ドル程度だという。物価の安いエジプトではあるが、確かに月に50ドルではやっていけないだろう。彼の父親にいたってはたった35ドルの年金だという。父親の年齢を尋ねると、57歳とのこと。待てよ、57歳で年金を支給されるか。ちょっと疑問が残った。
予期していたことだが、2人掛けの席ではよく眠れなかった。うとうとしては目が覚め、またうとうとと。併せて4時間程度は寝ただろうか。
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