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2018年6月8日金曜日

インドネシア・パプア州2018 一日目(バリ島到着)

5月25日

インドネシアへの旅を思い立ったのは、東南アジアの主要国で足を踏み入れていない唯一の国だったからだ。リゾートとして賑わうバリ島は避け、ジャカルタを起点とする旅をまず考えた。しかし、ちょうとこの時期がラマダンと重なることを知った。ラマダンを経験するのもおもしろいかもしれないが、なにぶんにもはじめてのインドネシアだ。できればラマダンに影響されない場所に行きたい。

そこでニューギニア島のパプア州が浮かんだ。パプアの住民の大半はキリスト教徒だという。パプアは相対的に観光客も少なく、今でもコテカ(ペニスガード)を着用している人もいるらしい。まさに「辺境へ」にふさわしい場所だ。ニューギニア高地に位置するワメナという人口3万ほどの町にねらいを定めた。

問題はアクセス。ワメナまで陸路で行くことはできない。パプア州の州都であるジャヤプラから飛行機を利用するしかない。まず関空からバリ島へ、さらにバリ島からジャヤプラへ、そしてジャヤプラからワメナへと、飛行機を3回乗り継ぐ必要がある。

関空からバリ島のデンパサール空港まではガルーダ航空の直行便で行くことにした。エアアジアやマレーシア航空、シンガポール航空を使えばもっと安く行けるが、今回はバリ島からさらに飛行機を2つ乗り継ぐ必要があることから、少々高くついても経由便は避けたかった。デンパサールからジャヤプラへの往復もガルーダ航空の便をオンラインで予約した。ジャヤプラからワメナまでは日程もはっきり決めていなかったので、ジャヤプラで航空券を購入することにした(そもそもオンラインでは予約できない可能性が高かった)。

5月25日、10時50分発のガルーダ航空機は17時半ごろにデンパサール国際空港に着く。ジャヤプラ行きの国内便は翌日26日の午前1時25分発だから、8時間ほどの待ち時間がある。空港に荷物を預けて(50Kルピア=390円)、町へ出ることにする。

バリ島にはこれといった中心がなく、リゾートが島のところどころに散在している。とりあえず空港から一番近いクタという地域に出てみよう。ガイドブックによれば、クタは「商魂渦巻く...無国籍な」町で、「世界各地からの旅行者たちでにぎわっている」とある。数時間滞在するだけだから、リゾートの賑わいを見るのもいいだろう。空港で声を掛けてきたタクシーに乗って20分足らず、クタに着いたのは夕方の6時ごろだった。

空港で両替した5千円に加え、両替所でさらに5万円を両替してから、メイン通りのジャラン・レギャンを歩く。欧米の観光客にはちらほら遭遇するものの、「世界各地からの旅行者たちでにぎわっている」といった感じではない。これはたまたまそうだったのかもしれない。海辺まで出かけていれば、あるいは時間帯が異なれば、また違った印象を受けていたかもしれない。ヒンドゥー教の寺院がバリ島らしい。

ヒンドゥー教の寺院

安食堂に入って夕食をとることにした。さすがバリ島、安食堂のおばさんでも英語で会話できる。注文したのはライスにさまざまな総菜をのせた一品(スープ付き)。30Kルピア(およそ220円)。「spicyにするかnot spaicyにするか」と尋ねられたので、not spicyとリクエストしたが、結構な辛さだった。インドネシアではじめて食べた夕食は正直なところあまりおいしくなかった。

夕食(ナシチャンプルというのだろうか)

8時を過ぎると、あたりは真っ暗になった。空港に戻ることにする。帰りのタクシーは90Kだったが、100Kを支払った(相場は70Kくらいだろうか)。

預けていた荷物を受け取り、歩いて10分ほどのDomestic airportに移動する。この国内空港はきれいだが、お茶を飲ませる店もない。ベンチに寝転びながら、午前1時25分発のジャヤプラ行きのガルーダ機を待つ。いよいよパプアへの旅が始まる。

デンパサール国内空港のデコレーション
 

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