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2020年3月7日土曜日

フィリピン戦跡巡り 四日目(マニラに戻る)

2月17日。

トライシクル(3輪タクシー)で空港に向かう。空港までの道のりはかなり長く、30分くらいかかる。道すがら運転手と話す。トライシクルの運転手とでも英語での会話が可能なのがフィリピンだ。50代の彼はドゥテルテ大統領を支持すると言う。フィリピンの最大の問題はcorruption(腐敗)だ。アキノは母も息子もひどかった.そんなアキノもマルコスよりはましだとのこと。

11時50分にタクロバン空港を飛び立ったエアアジア機は午後1時過ぎにマニラ空港ターミナル3に着く。

エアアジア機、マニラに到着

マニラ近辺の戦跡で欠かせないのはコレヒドール島だ。2度にわたって激しい戦闘の場となったコレヒドール島には、当時の砲台や破壊された建物がそのままの状態で残されている。いわば島全体が戦跡だ。明日この島を訪問し、明後日にマニラ市内の戦跡であるサンチャゴ要塞を見る。そのあと20日にバギオに向かおう。

コレヒドール島に行くにはツアーに参加するしか手段がない。前日、タクロバンの宿で、ツアーを催行しているSun Cruises社のWebページから予約しようとしたが、エラーが出てアクセスできなかった。何回試みても同じ。しかたない。フェリー・ターミナル(Esplanade Seaside Terminal)まで出かけて直接申し込むことにした。

その前にマニラでの宿泊先を確保しておく必要がある。バギオ行きのバスターミナルに近いパサイのエドゥサ(Edsa)駅をめざし、空港ターミナル3から歩いて20分ほど、Booking.comで目を付けていたKabayan Hotelに着いた。

結局朝食付きで2500ペソ(5200円ほど)のKabayan Hotelではなく、その近くにあるSogo Hotelを選んだ。朝食は付かないが、1泊1370ペソ(2800円ほど)。3泊ともなると、2500ペソと1370ペソの差は大きい。

Sogo HotelはBooking.comには登録されていない。料金は時間ごとに設定されている。1370ペソというのは24時間の値段だ。室内のテレビにはポルノ・チャンネルが用意されている。Asian PornoとWestern Pornoがあり、Asian Pornoでは日本のポルノが放映されていた。つまり一種のラブホテルだ。

といってもSogo Hotelかなり大きなホテルで、従業員はすべて制服を着用している。客もスーツケースを抱えた普通の旅行者が多いようだ。規模の違いを別にすれば、ラブホテルとしても使われる韓国のモーテルと似た立ち位置といえよう。

Sogo Hotel

Sogo Hotelからフェリー・ターミナルまでは歩いて40分弱。時間もたっぷりあるし、歩けないことはないが、ここはトライシクルで行くことにした。料金は200ペソ(420円ほど)。ちょっとぼられたかな。50ペソがいいところだろう。

フェリー・ターミナルのSun Cruises社のデスクでコレヒドール島ツアーを申し込む。ところが、明日(18日)と明後日(19日)は悪天候のためにツアーは催行されないというではないか。「悪天候」を思わせるような兆候はまったくない。何か別の理由があるのかもしれない。

20日の催行は大丈夫かと尋ねると、自信たっぷりに「大丈夫」との返事。20日のツアーとなると、マニラ3泊の予定が4泊になってしまう。明日バギオに向けて発ち、再度マニラに戻ってきたときにツアーに参加するという手もあるが、Sogo Hotelでは「キャンセルはできない」と念を押されていた。マニラ滞在をもう1泊増やし、21日にバギオに行く選択肢しかなさそうだ。

20日のツアーに申し込む。6時半にターミナルにチェックインし、7時30分に出発、16時30分に終了予定とのこと。代金はオプションのトンネル見学を含めて2950ペソ(6200円ほど)だった。島での昼食も含まれている。

ホテルまで歩いて帰ることにした。途中、DoubleDragon Plazaというショッピングセンターに立ち寄り、中華系ファーストフードのChowKingで遅めの昼食(あるいは早めの夕食)をとる。3個のシューマイを載せた炒飯とスプライト。180ペソくらいだっただろうか。

昼食兼夕食

食事を終えたときには5時を過ぎていた。Sogo Hotelの近くは人が多く、店も多い。セブンイレブンで軽食と飲み物を購入し、宿での夜食とする。コレヒドール島ツアーが20日となったため、明日はマニラ市内の戦跡を探訪するつもりだ。ホテルに1日の延泊を申し込んでおく必要もある。

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