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2023年6月3日土曜日

イラン2023 テヘラン探訪(ホテルを替わる)

 5月4日。

Asia Hotelはアーザリー人の親子で経営している。「アーザリー人」とは主としてイラン北部に住む民族で、ペルシャ語ではなくトルコ語系のアーザリー語を話す。帰国までの残り3日をずっとこのホテルに滞在してもよかったのだが、ひとつ問題があった。このホテルではWifiには接続できるのが、インターネットにはつながらないのだ。そこでホテルを替えることにした。後で考えると、このときネットにつながらなったのは、Asia Hotelの問題ではなく、あの時点でテヘラン全域がそうであったのかもしれない。

選んだのはMarkazi Hotel。Asia Hotelから歩いて20分ほどの距離にある。Asia Hotelよりちょっと格上の二つ星ホテルで、1泊25ドル。手持ちのイラン・リアルは有り余るほどなので、リアルで支払った。

Markazi Hotel

Markazi Hotelにチェックインし、少し休んでから、バザールまで歩き、さらにそこらタクシーでAzadi Towerまで行った。タクシー代は200トマン(約4ドル)。ぼられたと言ってもいい値段だ。配車アプリのSnappを使えばこうした事態は避けられるのが、バザールのような場所ではSnappタクシーと落ち合うのはむずかしい。

Azadi Towerは1971年に建造されたタワーで、その大きさからテヘランのランドマークのひとつとなっている。

Azadi Tower


Azadi Towerの見学を早々に切り上げ、エマーム・ホメイニイ駅に向かおうとするが、タクシーがあまり通っていない。Snappで呼び出すが、どうもうまく行かない。スマホを見ながらうろうろしていると、3人連れの若者(女性2人に男性1人)が「どこへ行きたいのか」と尋ねてくる。英語はできないらしく、スマホの翻訳場面を見せながらだ。

再度Snappで車を呼び出す。しばらくすると、スマホの画面に車が到着したと表示される。しかしそれらしい車は見つからない。運転手から電話がかかってくるが、ペルシャ語だからコミュニケーションがとれない。

するとこの様子を見ていた若い男性2人が電話を替わってくれた。運転手と彼らの何回かのやりとりの末、やっと車と遭遇することができた。若者2人は地方からの観光客だった。

Azadi Towerそのものはとりたて感想を述べるほどのものでもなかったが、イランの若者たちの親切心は強く印象に残った。

エマーム・ホメイニイ駅からホテルまで20分ほどの道のりを歩いて帰った。

テヘランの中心から近いということで選んだMarkazi Hotelだが、周りは照明器具を販売するショップばかりで、食堂やスーパーらしきものがまったくない。10分以上歩いてようやくファーストフード店を見つけ、夕食のホットドッグを買った。

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