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2023年6月5日月曜日

イラン2023 テヘラン探訪(Tajrish Bazaar)

 5月6日。

イラン最後の日。ホテルの前でSnappタクシーを呼ぶ。テヘラン北部にあるTajrish Bazaarへ行くためだ。

ホテルの前ではスムーズにSnappタクシーとドッキングできる。30分以上かけてTajrish Bazaarに着く。 料金は71トマン(約1.5ドル)。

バザールとその付近はかなりの賑わいだった。動画や写真を撮りながらバザールを一巡し、土産用のお菓子を購入する。

Tajrish Bazaar(1)


Tajrish Bazaar(2)

バザールの外へ出る。モスクの前では無料の食事を配っていた。小さなプラスチックの包みも配っている。好奇心から私もひとつもらったが、塩だった(不要なので返した)。

モスクの入口


商店が並んだ通りの動画を撮っていたときのことだ。地下鉄の入口が見えたので、これも動画に収めようとしていたら、入口にたむろしていた3、4人の警察官から動画の撮影を遮られた。動画の撮影にストップをかけただけで、撮影の中身はチェックされず、削除も求められなかった。動画の撮影一般がダメだったのか、それとも地下鉄の撮影がダメだったのか。おそらく後者だろう。

 地下鉄の存在を知ったからには、帰りはもちろん地下鉄だ。電車の中で、隣に座った中年の男性が話しかけてくる。英語ではないので、理解不可能だ。なんとか彼がアゼルバイジャンの出身であることだけはわかった。アゼルバイジャンならロシア語が通じるだろうと思い、ロシア語で話しかけたが、要領の得る答は返ってこなかった。

昨日もショッピング・モールの外で2人の若者から声をかけられたが、彼らもアーザリー人だった。このあと、帰国途上のドーハ空港でも2人のアゼルバイジャン人に遭遇することになる。イランにかなりの数がいるはずのクルド人とは出会っていないが、なぜかアーザリー人との出会いが多い旅だった。

地下鉄はエマーム・ホメイニイ駅まで行ったが、途中のSaadi駅のほうがホテルに近いことに気づき、再度地下鉄に乗って引き返す。

夕食は例の通りファーストフード店のホットドッグで済ませた。

明日は午前11時50分発のカタール便でドーハとクアラルンプールを経由して帰国の途につく。

空港までのタクシーをホテルに依頼しておく。Snappを利用したほうがずっと安いだろうが、最後の最後でへまをしたくないので、安全策をとった。

イラン・リアルがかなり残りそうなので、ホテルでドルに両替してもらった。両替で手にしたのは35ドル。

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