5月4日
今日はブータンを離れる日。インドの国境の町ジャイガオンでの入国窓口が午後1時半に閉まることから、ホテルでの朝食を早々に終え、7時に国境へ向けて出発した。ブータン入国時とは逆のコースをたどり、入国時と同じカフェで休憩、11時半ごろにブータンの国境の町プンツォリンに到着した。レストランで昼食を済ませ、近くのスーパーへ買い物へ。これは余っているブータン・ルピーを使いきるためだ。
デリーの空港で1万円をインド・ルピーに両替していた。インド・ルピーはそのままブータンでも使用できる(1インド・ルピー=1ブータン・ルピー)。ブータンでは若干のインド・ルピーを使った(食事時のビールや野菜市場での山羊バターなど)。このため、お釣りとして受け取ったブータン・ルピーが少し手元にある。ブータン・ルピーはインドでは使えない。つまりブータン・ルピーをここで使い切ってしまう必要がある。事情は他のツアー・メンバーの場合も同じ。
私の場合はブータン・ルピーをほとんど使い切っており、スーパーでまとまったものを買うことはなかった。
レストランの窓から見たプンツォリン
プンツォリンのスーパー
ジャイガオンまで迎えに来ていたインド人ガイドとともに西ベンガル州シリグリのホテル(Sinclairs Hotel)に着いたのは現地時間の6時過ぎ。シリグリはバグドグラ空港まで17kmの場所に位置している。今日はここで1泊し、明日バグドグラからデリー経由で羽田に飛ぶ。
念のためにホテルの従業員に理髪店の場所を尋ねると、私を先導してその店まで連れていってくれた。ところが、店にはすでに先客がいる。「20分くらい待ってくれ」ということだったが、時刻はすでに7時10分前。20分待てば、7時半の夕食の時間に間に合わないかもしれない。あきらめかけたとき、一緒に来たホテル従業員がすぐ近くの別の理髪店に案内してくれた。グーグル・マップに載っている店よりかなりショボいが、より本物の地元体験ができるから、こっちのほうが私の好みだ。散髪にとりかかる前に、理髪師がなにかゴソゴソしている。火をおこしているのだ。店内に煙が漂う。「プジャ」(お祈り)とのことだった。
10分余りで終わった散髪の代金は60ルピー(約120円)。付いてきてくれたホテル従業員にチップとして50ルピー(約100円)を渡す。適切な額かどうかはわからないが、不満の言葉が出ることもなかったので、OKなのだろう。
インドで散髪
明日はバグドグラ空港を14時25分に発つAir India便でデリーに飛び、3時間半ほどの待ち時間で羽田を目指す。
0 件のコメント:
コメントを投稿