11月13日。
昨日の昼から何も食べていないが、朝起きても食欲はない。昨日持ち帰った炒飯は手つかずだ。今日はラホールへ戻る日。炒飯はこのまま宿に残しておこう。誰かが食べてくれたら幸いだ。
ひどい下痢がまだ続いているが、しょっちゅうトイレに駆け込まなければならないという状態ではない。これなら鉄道を使わずにバスでも大丈夫だろう。Daewooバスならトイレ休憩もあるし、問題ないだろう。パキスタンの鉄道に乗ることなく帰国するのは心残りではあったが。
Daewooバスを運行しているBilal Travelsのバスステーションまでトゥクトゥクで行く(200ルピー)。ラホール行きは1100ルピー(900円ほど)。バスは9時過ぎに出発した。
ラホールからペシャワルへ向かったときと同様、お菓子とミネラルウォーター、コーラが配られた。結構早いWifiも利用できる。トイレ休憩もあり、ラホールまで快適なバスの旅を楽しむことができた。
ラホールのバスステーションに到着したのは午後1時過ぎだった。ホテルはBooking.comを通じてTourist Inn Hotelを2泊予約していた。パキスタン到着時に2泊したホテルだ。バスステーションからTourist Inn Hotelまでタクシーで350ルピー(300円ほど)。
Tourist Inn Hotelの受付の男性は顔なじみだった。ところが、Booking.comでの私の予約は1人分ではなく4人分となっていると言うではないか。Booking.comから私に来ていたメールを見ると確かに4 personsとなっている。メールが届いていることは承知していが、ただの確認のメッセージだと思い、内容は見ていなかった。受付の勧めに従い、いったんBooking.comの予約を取り消し(当日の18時までキャンセル可能だった)、あらためて直接に1人分を予約した。料金はBooking.comより安く、2泊で8000ルピー(7000円ほど)だった。
部屋でしばらく休んでから外へ出る。向かったのはLahore Backpackersというゲストハウスおよびその近くにあるTDCP(Tourism Development Corporation of Punjab)だ。
帰国日は2日後の11月15日だ。ただしフライトは23時45分なので、15日いっぱいをラホールで過ごせる。Tourist Inn Hotelのチェックアウトは12時だから、荷物を預けて、空港に行くまでの時間を観光に使うことができる。しかし腹の調子がよくないことを考えれば、15日の午後もホテルで休めるようにしておきたい。Tourist Inn Hotelでは2000ルピー出せば、チェックアウトを午後6時まで延長できる。
ただ体を休めるだけなら、ゲストハウスのドーミトリーでもかまわない。おそらく2000ルピーもかからないだろう。
それだけではない。ゲストハウスなら、外国人旅行者に遭遇する可能性もある。これまでのところ、他の旅行者の出会いはまったくない。できれば互いの旅の経験を共有できるような機会がほしい。Lahore Backpackersに行こうとした動機はお金よりもこっちのほうが強かった。Lahore Backpackers(旧称はRegal Internet Inn)は、私の知る限りラホールで唯一の外国人旅行者用ドーミトリーだ。
Tourist Inn Hotelから歩いて30分ほど、Lahore Backpackersは比較的簡単に見つかった(表に看板が出ていなかったら、人に尋ねる必要があったが)。オーナーらしき男性に15日にお世話になるかもしれない旨を伝えておく。ドーミトリーと個室がある。正確な金額は忘れたが、ドーミトリーは確か500ルピーくらいだった。問題は、オーナー以外の姿は見あたらず、現在の宿泊者はゼロとのこと。これでは「他の旅行者との交流」という目的がかないそうにない。
TDCPを訪れるのは、ワガ国境でのセレモニーを見物するツアーを探すためだった。パキスタンとインドの国境であるワガでは両国の国旗を降ろす儀式が毎夕行われている。ひとりでも行けないことはないが、ツアーがあればそれに乗っかったほうが楽だ。
TDCPを探すのには手間取った。というのも2か月ほど前に場所を移動していたのだ。あれこれ聞いて回り、結局はある男性が私をスクーターのうしろに乗せて見つけてくれた。
TDCPではワガ国境ツアーはやっていないとのことだった。代わりに赤いダブルデッカーをよるラホール・ツアーを催行している会社(あるいは何らかの団体)を紹介された。しかし、あとで電話で問い合わせたところ、ワガ国境ツアーは週末のみということだった。今日は火曜日。だから、これも無理。
朝から何も食べておらず、時刻はすでに5時。胃腸の状態を考え、未知の食べ物は避け、ケンタッキーフライドチキン(KFC)に入った。ライスの上にチキンをのせたメニューがある。いわば玉子抜きの親子丼(正確には親丼)だ。これとペプシコーラで併せて320ルピー(289円ほど)。おいしくなかった。もともとまずかったのか、それとも私の体の調子のゆえにおいしく感じることができなかったのか。前者の可能性が高い。
陽が暮れてきたラホールを少し散策する。さすがに1日KFCの1食だけでは物足りないので、路上でサモサを2個買って、ホテルに持ち帰った。
昨日の昼から何も食べていないが、朝起きても食欲はない。昨日持ち帰った炒飯は手つかずだ。今日はラホールへ戻る日。炒飯はこのまま宿に残しておこう。誰かが食べてくれたら幸いだ。
ひどい下痢がまだ続いているが、しょっちゅうトイレに駆け込まなければならないという状態ではない。これなら鉄道を使わずにバスでも大丈夫だろう。Daewooバスならトイレ休憩もあるし、問題ないだろう。パキスタンの鉄道に乗ることなく帰国するのは心残りではあったが。
Daewooバスを運行しているBilal Travelsのバスステーションまでトゥクトゥクで行く(200ルピー)。ラホール行きは1100ルピー(900円ほど)。バスは9時過ぎに出発した。
ラホールからペシャワルへ向かったときと同様、お菓子とミネラルウォーター、コーラが配られた。結構早いWifiも利用できる。トイレ休憩もあり、ラホールまで快適なバスの旅を楽しむことができた。
サービスエリアで休憩
ラホールのバスステーションに到着したのは午後1時過ぎだった。ホテルはBooking.comを通じてTourist Inn Hotelを2泊予約していた。パキスタン到着時に2泊したホテルだ。バスステーションからTourist Inn Hotelまでタクシーで350ルピー(300円ほど)。
ラホールに戻る
Tourist Inn Hotelの受付の男性は顔なじみだった。ところが、Booking.comでの私の予約は1人分ではなく4人分となっていると言うではないか。Booking.comから私に来ていたメールを見ると確かに4 personsとなっている。メールが届いていることは承知していが、ただの確認のメッセージだと思い、内容は見ていなかった。受付の勧めに従い、いったんBooking.comの予約を取り消し(当日の18時までキャンセル可能だった)、あらためて直接に1人分を予約した。料金はBooking.comより安く、2泊で8000ルピー(7000円ほど)だった。
部屋でしばらく休んでから外へ出る。向かったのはLahore Backpackersというゲストハウスおよびその近くにあるTDCP(Tourism Development Corporation of Punjab)だ。
帰国日は2日後の11月15日だ。ただしフライトは23時45分なので、15日いっぱいをラホールで過ごせる。Tourist Inn Hotelのチェックアウトは12時だから、荷物を預けて、空港に行くまでの時間を観光に使うことができる。しかし腹の調子がよくないことを考えれば、15日の午後もホテルで休めるようにしておきたい。Tourist Inn Hotelでは2000ルピー出せば、チェックアウトを午後6時まで延長できる。
ただ体を休めるだけなら、ゲストハウスのドーミトリーでもかまわない。おそらく2000ルピーもかからないだろう。
それだけではない。ゲストハウスなら、外国人旅行者に遭遇する可能性もある。これまでのところ、他の旅行者の出会いはまったくない。できれば互いの旅の経験を共有できるような機会がほしい。Lahore Backpackersに行こうとした動機はお金よりもこっちのほうが強かった。Lahore Backpackers(旧称はRegal Internet Inn)は、私の知る限りラホールで唯一の外国人旅行者用ドーミトリーだ。
Tourist Inn Hotelから歩いて30分ほど、Lahore Backpackersは比較的簡単に見つかった(表に看板が出ていなかったら、人に尋ねる必要があったが)。オーナーらしき男性に15日にお世話になるかもしれない旨を伝えておく。ドーミトリーと個室がある。正確な金額は忘れたが、ドーミトリーは確か500ルピーくらいだった。問題は、オーナー以外の姿は見あたらず、現在の宿泊者はゼロとのこと。これでは「他の旅行者との交流」という目的がかないそうにない。
TDCPを訪れるのは、ワガ国境でのセレモニーを見物するツアーを探すためだった。パキスタンとインドの国境であるワガでは両国の国旗を降ろす儀式が毎夕行われている。ひとりでも行けないことはないが、ツアーがあればそれに乗っかったほうが楽だ。
TDCPを探すのには手間取った。というのも2か月ほど前に場所を移動していたのだ。あれこれ聞いて回り、結局はある男性が私をスクーターのうしろに乗せて見つけてくれた。
TDCPではワガ国境ツアーはやっていないとのことだった。代わりに赤いダブルデッカーをよるラホール・ツアーを催行している会社(あるいは何らかの団体)を紹介された。しかし、あとで電話で問い合わせたところ、ワガ国境ツアーは週末のみということだった。今日は火曜日。だから、これも無理。
朝から何も食べておらず、時刻はすでに5時。胃腸の状態を考え、未知の食べ物は避け、ケンタッキーフライドチキン(KFC)に入った。ライスの上にチキンをのせたメニューがある。いわば玉子抜きの親子丼(正確には親丼)だ。これとペプシコーラで併せて320ルピー(289円ほど)。おいしくなかった。もともとまずかったのか、それとも私の体の調子のゆえにおいしく感じることができなかったのか。前者の可能性が高い。
KFCで昼食兼夕食
陽が暮れてきたラホールを少し散策する。さすがに1日KFCの1食だけでは物足りないので、路上でサモサを2個買って、ホテルに持ち帰った。
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