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2018年12月20日木曜日

パキスタン2018 十一日目(ラホール)

11月14日。

下痢はまだ治まっていない。Tourist Inn Hotelは朝食付きだ。ビュッフェにはパンや豆、オムレツが用意されているが、オムレツを少々と紅茶だけで精一杯だった。

食欲はないが、観光ができないという状態ではない。前回は掃除のために閉鎖されていたラホール博物館をまず訪れることにした。ホテルから歩いて15分ほどだ。途中で小さなデモに遭遇した。100人近くはいただろうか。警察に囲まれながら、ぶらぶらと歩く感じで行進している。プラカードをたくさん掲げ、中には英語のものもあったが、よく読めなかった。

デモに遭遇

11時半ごろに博物館に着く。外国人の入場料は400ルピー(350円ほど)。写真撮影のためにはさらに20ルピー必要だった。

博物館の展示物はなかなか充実していた。ガンダーラ仏教などにと知識と興味がある向きには、価値のあるものだろう。

展示物を見ていると、2人連れの若い女性が声をかけてきた。2人とも黒いチャドルで全身を覆っている。ひとりは口元も隠していたが、もうひとりは顔を出していた。大学生で、経済学を学んでいるとのこと。

いままで男性からは幾度となく声をかけられたが、女性からははじめてだ。ペシャワルやミンゴーラなどの保守的な地域との違いだろうか。

ラホール博物館は「断食するシッダールタ」で有名だが、残念ながら見ることはできなかった。この像を展示しているセクションが掃除中だったのだ。いつまで待てば掃除が終わるかわらないのであきらめた。

ラホール博物館の展示物(1)

ラホール博物館の展示物(2)

ラホール博物館の展示物(3)

昼食をとる気はせず、ホテルへ戻って体を休める。ホテルの受付にワガ国境のセレモニー見物について尋ねた。セレモニーが始まるのは5時ごろだが、その1時間前くらいに到着しておいたほうがいいとのこと。ラホールからワガまで行くには1時間近くかかる。タクシーをチャーターすればすべて含めて2000ルピー(1800円ほど)らしい。腹の調子は相変わらずよくないが、2、3時間くらいなら大丈夫かもしれない。だが万一の場合を考え、遠出はやめておくことにした。

代わりにトゥクトゥクでバードシャーヒー・モスクに向かった。このモスクは公園を通じてアクセスするようになっている。かなりの数のパキスタン人観光客で賑わっていた。欧米人の観光客も2、3人見かけた。

バードシャーヒー・モスク

ここでも声をかけられ、写真をリクエストされる機会が1度ならずあった。家族連れの女性から声をかけられたケースも2度ほど。カラチからやってきたという家族もいた。

モスク見物の家族

モスクを出て、公園内のカフェでポテトチップと紅茶を注文した。170ルピーくらいだっただろうか。

トゥクトゥクを拾って宿へ戻るころには陽が暮れていた。今日口にしたのは、朝のほんの少しのオムレツと夕方のポテトチップだけ。下痢はまだ続いている。明日はいよいよ帰国だが、フライトは夜遅くだ。

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