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2024年7月30日火曜日

アゼルバイジャン2024 七日目(旧市街ウォーキング・ツアー)

 7月11日

バクー市内ツアーを予約したTES Tourからメールが届いている。なんと今日のツアーは中止とのこと。私以外に申し込んでいた3人がキャンセルしてしまったためだ。その代わり、旧市街ウォーキング・ツアーに無料で参加できるという。10時ごろにTES Tourを訪れ、昨日支払った50マナトを返金してもらう。

城壁に囲まれた旧市街を歩くツアーは11時に始まった。といっても参加者は私以外にはかなり高齢の英国人女性クリスティーひとりだけ。シルヴァンシャー王朝やオスマン帝国に支配され、ゾロアスター教とイスラムが交差するバクーの歴史。旧市街に残されたその遺跡は、ソ連時代には軽視され、なかば忘れられていた。旧市街を歩きながらガイドはそうした流れを説明するが、私の頭には入ってこない。英語が聞き取りにくいということもあるが、基礎となる歴史的文化的な知識が不足していることが大きい。

世界遺産のシルヴァンシャー宮殿の入場料は25マナト(2400円ほど)。入場料の高さから私は入りたくなかったのが、クリスティーナのリクエストで入場することになった。

Aliaga Vahidというアゼルバイジャンの現代詩人の不思議な頭像も見た。頭髪や側頭部、後頭部にそれぞれ細かい彫刻が組み込まれているのだ。

最後にお茶とお菓子を売っている店に入って休憩した。こうした場所では、お茶かお菓子を購入することが礼儀なのだが、クリスティーナも私も何も買わなかった。その代わり、お茶とお菓子の代金(1人あたり700円くらい)は払っておいた。お茶もお菓子もおいしかったのだが、私のバックパックには土産物を入れるスペースがない。ツアーが終了したのは2時半だった。

ガイドとクリスティーナ


旧市街の遺跡

詩人の頭像

お茶とお菓子で休憩


シェキへのツアーをあきらめきれない私は客引きに導かれてATI Travelという旅行代理店を訪れた。この代理店ではシェキへのツアーは日帰りではなく、1泊となる。バクーとシェキの距離を考えれば、このほうが合理的だ。日帰りでは無理がある。ただ、シェキ1泊のツアーを申し込んでいる人はほとんどおらず、明日や明後日にツアーが成立する可能性は低い。

そこでシェキ行きの通過点となるShamakhaとGabalaへの明日の日帰りツアーを申し込んだ。朝7時半に出発して、午後11時過ぎにバクーに戻ってくる、まさにfull dayのツアーだ。料金は各種入場料やランチを含めて120マナト(一万円強)。

当初はSera Boutique Hotelに延泊することも考えていたが、明日バクーに戻ってくるのが夜の11時過ぎとなると、宿を替えたほうが無難だ。Sera Boutique Hotelではその時間にドアが開いているかどうか疑問だし、そこらへんの事情をGoogle翻訳で伝えられるかどうかも確かでない。

Sera boutique Hotelから歩いて5分もしないところにSherlock Hotelというホテルがある。ここにあたってみよう。

ちゃんとしたレセプションがあり、受付の男性は英語を話す。明日から3泊したいこと、チェックインは明日の午後11時以降になること、それまでバックパックを預かってもらいたいことを伝える。すべてOK。料金は朝食付きで1泊70マナト(6000円ほど)。最初に泊まったMadinah Hotelより少し高いが、立地のよさを考えれば納得の値段だ。

Sherlock Hotel

夕食は近くのパン屋で買ったシャオルマとパン、コーラで済ます。

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