7月5日
朝起きてまずは風呂。浴槽にゆっくりつかってから、7時半ごろに朝食会場へ行く。広い。人も多く、ビュッフェの種類も多彩だ。ところどころ日本人の客もおり、日本語が聞こえる。おそらくツアー客だろう。
朝食(1)
朝食(2)
工事中の大聖堂の前で、イスラムの旗を振っている一群が目に入る。広場には旗を持った黒づくめの集団。時節柄、ガザに関連する抗議の集会かなと思った。
大聖堂前
大聖堂前の広場
大聖堂前には台湾人の団体もいたので、声をかける。台湾人や韓国人の団体に声をかけると、誰か1人か2人日本語をしゃべれる人がいる確率が高い。この日も日本語で返事が返ってきた。
大聖堂から少し行くと野外マーケットがあり、食べ物や土産物を売る露店が並んでいる。食べ物はおいしそうだが、ほとんどが10ユーロ以上で、それなりに値段もはる。
野外マーケット
この中のひとつの店でサーモンの小皿とカフェ・ラテを注文した。併せて10ユーロ。店員は東洋人風の中年の女性だった。尋ねると、予想どおりベトナム人。遠く離れたフィンランドで小さいとはいえ店をひとりで切り盛りするのは並大抵ではないだろう。この女性が店主なのか雇われ店員なのかは不明だが、ベトナム人のたくましさを再度確認させられた。2009年にマリの首都バマコで小さなレストランを経営していたベトナム人男性と遭遇したことが思い出される。
サーモンとカフェ・ラテ
オールド・マーケット・ホールを出て、エスプラナーディ公園を歩く。土曜日ということか、公園の入口では舞台が設けられ、バイオリンのデュオが演奏していた。このあたりはヘルシンキの観光の中心らしく、marimekkoの店などもある。marimekkoなるブランドはヘルシンキへ来るまで知らなかった。
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