よろしければクリックしてください。
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

2025年7月27日日曜日

バルト3国+ヘルシンキ2025 四日目(ヘルシンキ)

 7月5日

朝起きてまずは風呂。浴槽にゆっくりつかってから、7時半ごろに朝食会場へ行く。広い。人も多く、ビュッフェの種類も多彩だ。ところどころ日本人の客もおり、日本語が聞こえる。おそらくツアー客だろう。

朝食(1)


朝食(2)


10時半にホテルを出る。目指すはヘルシンキ大聖堂。ホテルから歩いて行ける距離だ。

工事中の大聖堂の前で、イスラムの旗を振っている一群が目に入る。広場には旗を持った黒づくめの集団。時節柄、ガザに関連する抗議の集会かなと思った。

大聖堂前

大聖堂前の広場

抗議活動ではなかった。彼らはイラク人で、この集会はムハンマドの孫のフセインの殉教を悼む「アシュラ」だった。参加者のひとりから英語のビラを渡されて合点がいった。つまりはイラク人シーア派の集まりだ。アシュラは40年前にイランのテヘランで経験しているが、あのときは11月だった。

大聖堂前には台湾人の団体もいたので、声をかける。台湾人や韓国人の団体に声をかけると、誰か1人か2人日本語をしゃべれる人がいる確率が高い。この日も日本語で返事が返ってきた。

大聖堂から少し行くと野外マーケットがあり、食べ物や土産物を売る露店が並んでいる。食べ物はおいしそうだが、ほとんどが10ユーロ以上で、それなりに値段もはる。

野外マーケット

野外マーケットのすぐ近くに「オールド・マーケット・ホール」という屋内マーケットがある。

オールド・マーケット・ホール

この中のひとつの店でサーモンの小皿とカフェ・ラテを注文した。併せて10ユーロ。店員は東洋人風の中年の女性だった。尋ねると、予想どおりベトナム人。遠く離れたフィンランドで小さいとはいえ店をひとりで切り盛りするのは並大抵ではないだろう。この女性が店主なのか雇われ店員なのかは不明だが、ベトナム人のたくましさを再度確認させられた。2009年にマリの首都バマコで小さなレストランを経営していたベトナム人男性と遭遇したことが思い出される。

サーモンとカフェ・ラテ

オールド・マーケット・ホールを出て、エスプラナーディ公園を歩く。土曜日ということか、公園の入口では舞台が設けられ、バイオリンのデュオが演奏していた。このあたりはヘルシンキの観光の中心らしく、marimekkoの店などもある。marimekkoなるブランドはヘルシンキへ来るまで知らなかった。

エスプラナーディ公園

ヘルシンキの街をあてもなくぶらぶらしてから、中央駅を経て、3時ごろにホテルに戻った。

5時過ぎに再度外へ出る。小雨が降っている。長袖シャツ一枚では少し寒い。酔っ払いが目に付くのは昨日と同じ。あきらかにアル中らしい中年の男性が多いが、少数ながら女性も交じっている。中央駅の裏側まで足をのばしてみた。

夕食はスーパーで買った寿司とビールで済ませた。併せて14.9 ユーロ(2500円ほど)。レストランを避けても出費はかさむ。

寿司とビールで夕食



0 件のコメント:

コメントを投稿