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2025年7月29日火曜日

バルト3国+ヘルシンキ2025 六日目(リガへ)

 7月7日

7時半に朝食をとる。旧市街にしては安いホテルだが、朝食の内容に不満はない。もちろんニシンの酢漬けも用意されている。

Three Crowns Residentsの朝食


予約しているリガ行きのバスは10時35分にフェリー・ターミナルDを出発する。9時過ぎにホテルをチェックアウトし、ターミナルDまで歩く。バスには3人組の台湾人が乗り合わせており、いい旅の道連れとなった。「日本に行ったことがあるか」と尋ねると、「30回くらい行った」、「毎年行っている」という答えが返ってくる。隣席となった背の高い男性は台中在住の外省人。中国語と台湾語、イーラン(宜蘭)で話されている日本語クレオーレのことなど、かなりつっこんだ話しをした。

この台湾人男性はタリンのゲストハウスで盗難に遭っている。ガラス越しに外から見える部屋に宿泊していたところ、部屋を留守にしていた際にガラスを破られてiphoneとiPadを盗まれたという。治安がいいといわれるタリンでもこうした事態が発生しうる。注意しておけばいいといっても、四六時中そうそう気を張ってばかりはいられない。運が悪かったとしか言いようがない。

台湾の3人組


リガのバス・ターミナルに着いたのは午後4時近く。バス・ターミナルの向かい側にはドーム型の建物がいくつか並んでいる。中央市場だ。

ホテルは予約していなかったが、Booking.comで旧市街にあるBoutique Hotel Justusに目星を付けていた。ヘルシンキで購入したSimカードはローミングをオンにすればここでも有効だった。地下道をくぐって旧市街に入り、Boutique Hotel Justusまで20分余りの距離を歩く。

とりあえず2泊したかったが、1泊分はLuxiaryの部屋しか空いていなく、値段が少し高くなっていた。

他のホテルもあたってみよう。グーグル・マップをたよりに近くのホテルに入る。受付はなく、1階はカフェ・レストランだった。レストランのウェイトレスによると、このホテルはオンラインで予約し、オンラインの指示に従ってチェックインするらしい。

ウェイトレスは親切だった。ホテルを探している私を助け、私のスマホからBooking.comに入力して、別のホテルを紹介してくれた。

だが、いずれも値段が高すぎることから、Boutique Hotel Justusに引き返した。都合よくシングル・ルームのキャンセルが出たらしく、合計147ユーロで朝食付きの2泊を確保できた。

Boutique Hotel Justus


受付の中年の女性にロシア語で「ロシア語をしゃべるか」と尋ねてみた。彼女もロシア人だった。エストニアと同じく、ラトビアのロシア人比率も50%程度らしい。これまたエストニアと同様、ラトビアでもロシア語の学校はすべて閉鎖されているという。受付にはもうひとり男性もいた。彼はラトビア人だが、ロシア語の学校の閉鎖については強く反対していた。

部屋でしばらく休んでから、6時過ぎにホテルに出る。受付のロシア人女性に「このあたりでミネラル・ウォーターを購入できるところはないか」と聞くと、「水はこのホテルでも売っているが、高いから、この店に行くといい」と地図付きでていねいに教えてくれた。

ホテルはリガの観光スポット「ブラックヘッド」(リガ創設800年を記念して1999年に再建された会館)のすぐ近くだ。水を売る店はブラックヘッドの向かいにあった。

ホテルからブラックヘッドへ向かう

水を購入し、小雨が降っているなか、リガの旧市街を探索する。気のせいか、タリンの旧市街より雑然としている印象を持った。しかし雰囲気は似ており、それなりの風情がある。

雨に濡れる旧市街(1)

雨に濡れる旧市街(2)

先ほど水を購入した店はRimi Express。Rimiはタリンでも見かけたチェーンのスーパーで、Rimi Expressはそのコンビニ版といったところか。しばらく歩いていると、ちゃんとしたRimiが見つかった。ここで、夕食用のパンとニシンの酢漬け、マンゴー・ジュースを購入し、ホテルに戻った。

夕食(ちょっと食べ過ぎか)

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