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2015年12月30日水曜日

ブルキナファソ2015 12月15日(ワガドゥグ到着)

14日の夜7時30分に伊丹空港を発ち、羽田、パリを経由して、ブルキナファソの首都ワガドゥグの空港に降り立ったのが12月15日夜の7時過ぎ。入国審査は特に質問もなく、指紋の採取だけで終了。到着ロビーでとりあえず100ユーロだけを両替する。西アフリカの旧フランス植民地国はなべてCFAという通貨単位を採用している。「セーファ」と発音するが、現地では「フラン」という呼称が一般的だ。1ユーロが655CFAと固定されており、どこで両替しても大差はない。

空港の外に出るとすでに暗くなっていた。発展途上国の空港では飛行機から降りてきた客にタクシーの客引きが群がるケースが多いのだが、ここでは外に出ても客引きもタクシーも見あたらない(到着ロビーには客引きが数人いたようだ)。空港の職員らしき人に頼んで、タクシーの運転手を呼んできてもらう。

泊まるところはカテドラル内にあるミッション・カトリックに決めていた。ネットで探索して見つけ出した宿で、予約はしていない。Lonely Planetに記載されている宿は最安のホステルでもシャワー・トイレ共用のシングルで8000CFA(1600円)と高すぎる。ミッション・カトリックの場所はカテドラルの敷地内ということもあり、タクシー運転手はもちろん、ワガドゥグの住人なら誰でも知っているようだ。ブルキナファソのタクシーはメーター制ではなく、乗る際に値段を交渉する。ミッション・カトリックまでの料金を聞くと、3000CFA(600円)とのこと。Lonely Planetに書いてあった空港から市内までのタクシー料金と同じだ。

タクシーは20分もかからずにミッション・カトリックに到着した。シャワー・トイレが外にあるツインの部屋で1泊4000CFA(800円)。Lonely Planetに記載されているホステルの半額だ。朝食はオプションで1000CFA(200円)と高めだが、ついでに申し込んでおいた。2泊と2朝食分の合計10000CFAを支払う。Wifiは通じているが、利用には300CFAのcontributionを支払う必要があった。部屋の中ではWifiはつながったり、つながらなかったり。ちゃんと利用するには中庭に出る必要があった。中庭に出ても速度はままならず、Economistのnew issueをダウンロードすることはできない。動画を見るのもつらい。まあこのくらいがちょうどいいかもしれない。海外に出てまでネット三昧の生活というものどんなものか。メールをチェックできれば十分だろう。しかし、地元の人たちにとってはフラストレーションのたまる環境だ。

宿泊した部屋

蚊帳はあったが、蚊はいなかった。2万円も出して購入したマラリア予防薬の出番もなさそうだが、念のために飲んでおく。疲れていたのだろう。9時過ぎには寝入っていたようだ。

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