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2016年1月3日日曜日

ブルキナファソ2015 12月17日その1(ボボ・ディウラッソへの移動)

今日も朝早く目が覚めた。6時半過ぎに朝食のために食堂へ行くと、私以外にまだ誰も来ていなかった。

今日はBobo-Dioulasso(ボボ・ディウラッソ)へ移動する日だ。9時に昨日のタクシーが迎えに来てくれることになっている。持ち合わせのなかったお釣り(2000CFA)の代わりに、今日バス会社のTCVまで乗せていくという約束だった。

はたしてタクシーが実際にくるかどうか半信半疑でミッション・カトリックの中庭で待っていた。約束をすっぽかされたところで私には追求の手段がない。手段があったところで、わずか2000CFA(400円)のために時間と労力を費やすつもりもなった。

9時かっきり、タクシーはやって来た。タクシーに乗ってからも「ひょっとすると新たに代金を要求してくるのではないか」という危惧を捨てきれなかったが、そうしたこともなく、笑顔で気持ちよく下車して別れた。

バスは定刻の10時ちょっと過ぎに出発した。満席に近かったが、私のシート番号は4。最前列のシートだ。ワガドゥグからボボまでは5時間ちょっと。バスは舗装道路の上を快適に走っていく。途中休憩のためにBoromoという町で停車した。10分か15分くらいの休憩なので、食堂に入って食事をとる余裕はない。頭に飲み物や食べ物を載せた女性たちがバスから降りる客に群がってくる。10歳くらいの少女も多い。私は少女のひとりからお菓子6個(500CFA)を購入し、さらにさらにあぶった肉のぶつ切りを500CFAで購入してバスの中で食べた。同じような肉のぶつ切りはマリでも食べたことがある。

ワガドゥグからボボまで

バスに群がる売り子たち

バスは午後3時過ぎにボボのTCVバスターミナルに着いた。まずはLonely Planetに掲載されているEntenteホテルを目指す。もっと安いホテルやホステルもあるが、どれも街の中心から遠かった。バスターミナルからEntenteホテルまでは歩いて10分ほどあるが、ターミナル近くの商店で道をていねいに教えてもらったおかげで迷わずに到着した。

しかしEntenteホテルでは扇風機だけの部屋はすべてふさがっていた。扇風機の部屋なら10000CFA(2000円)だが、エアコン付きとなるとその倍の20000CFAになる。今の季節、エアコンは不要だ。立ち去ろうとすると、18500CFAにまで値下げするという。それでも高すぎる。再度立ち去ろうとしたが、さらなる値下げの提案はなかった。ホテルの前庭のテーブルに腰掛け、Lonely Planetを広げて別のホテルを探そうとした。が、はたと考えた。「ブルキナファソで1泊3700円は高いが、日本ならどうということはない値段だ。それにいまさら別の宿を探すのはめんどうだ。適当な宿があるかどうかも確かでないし。」もうひとつ決め手があった。EntenteホテルがLes Bambousというライブ音楽をやっているレストランに近かったことだ。ブルキナファソでは少なくとも1回はライブ音楽を聞きたいと思っていた。

で、また受付に引き返し、18500CFAのエアコン付きの部屋に2泊することにした。このときの受付は若い女性だったが、愛想ややる気のみじんも感じられなかった。動作もだらだらしているし、笑顔もない。これがブルキナファソのスタンダードかとがっくりしたが、あとで接した他のスタッフは、愛想がいいというところまではいかなくても、まずまず親切で、笑顔もあった。

Ententeホテル

部屋は高いだけあって広く、シャワーもお湯が出る。テレビでCNNのニュースやフランスの番組を見ることもできる。Wifiも部屋の中で使える。ただ信号は弱く、ここでもEconomistのNew issueはダウンロードできなかった。

しばらく休んでから外へ出た。

ここでLonely Planetの西アフリカ編についてひと言。私は2009年のマリ旅行の際に購入した西アフリカ編のブルキナファソの章(紙の印刷物、旧版)と2013年に出版された西アフリカ編のブルキナファソの章(PDFファイル、新版)の2種類を持って旅行した。役に立ったのは圧倒的に旧版のほうだ。Amazonの評価でも西アフリカの新版は星1つの評価になっている。旧版に比べて情報が大幅に削減されているからだ。ブルキナファソについても同様。新版を購入したのは無駄だった。

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