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2015年11月7日土曜日

北朝鮮鉄道の旅2015 十二日目(10月13日)

列車はほぼ予定どおり8時過ぎに北京駅に着く。北京駅前でこのツアーの完全な解散となる。OksanaやMonishaの女性陣とはハグして頬をすりあわせる。私だけでなくたいていの日本人にとっては苦手な儀式だろう。

我々を北京まで運んだ列車

私はこの日は北京で1泊する。この日の午後にも北京発関空行きの便はあったのだが、列車の遅れを考慮して、あえて翌日の便を予約していたからだ。宿は予約していない。

同行者たちの多くは迎えにきていた車でいったんKoryo Toursの事務所まで行くようだったが、私は北京駅近くで宿を探すことにした。

バックパックを背負って宿を探すが、なかなか見つからない。安い宿は外国人を宿泊させる許可を得ていない場合が多いのでなおさらだ。朝食をとっていないから、歩き回っているうちに腹が減ってくる。適当な安食堂がなく、マクドナルドに入る。外国でマクドナルドに入るのは数年前のインドのコルカタ以来だろうか。海外ではマクドナルドやスターバックスは極力避け、できる限り現地の食べ物を試したいところなのだが。

結局北京駅から地下鉄の東単駅近くまで歩き、「地球の歩き方」に載っている東方晨光青年旅舎に宿をとった。トイレ・シャワー、Wi-fi付きのシングルルームで148元(トイレ・シャワー共同の場合は128元)。およそ3000円だ。部屋は地下で狭い。地方都市なら100元以下だろう。

フライトは明日の午後4時すぎなので、観光のための時間はそれなりにある。しかし、10日間の北朝鮮鉄道旅行のあとではあまりがつがつ探し回る気になれない。観光より休息だ。

新しい場所を探索する意欲もないので、例によって王府井や景山公園まで歩く。モノを見るよりヒトを見ているほうがおもしろい。旗を先頭にぞろぞろと歩いている地方からの数多くの団体旅行客。数年前の日本の団体旅行と似ていなくもない。韓国からの観光客もちらほらいるようだ。日本語を話す集団には出会わなかった。

観光客を観察

さらに数十分かけて地下鉄の東四駅まで歩く。途中、小さな店で臭豆腐を食べた。10年以上前に台湾へ行ったときから気になっていた食べ物だが、これまで食べる機会がなかった。あまり臭くはなく、味もそこそこいける。特別においしいというわけではないが、何回も食べればくせになるかもしれない。

臭豆腐

そろそろ日が暮れてくる。臭豆腐を食べたから、腹は満たされている。東四駅近くのスーパーに入り、夕食代わりのきな粉餅(みたいなもの)と飲料を購入して、地下鉄で宿まで帰った。きな粉餅はおいしかった。

東四付近の裏通り

夜中に目が覚める。寒くもないのに体が震える。風邪を引いたみたいだ。やはり体が相当疲れていたのだろう。明日のフライトは午後だからゆっくり休もう。

北朝鮮鉄道の旅はこのようにして終焉を迎えた。

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