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2022年11月15日火曜日

アルメニア・ジョージア2022 七日目(宿を替える)

 10月26日

9時過ぎに朝食の場である1階に降りると、昨日出会ったロシア脱出2人組はすでに食べ終わるところだった。これから車でバトゥミに向かうという。バトゥミは黒海に面したジョージア第2位の都市であり(といっても人口は20万人にすぎない)、ホリデー・リゾートでもある。バトゥミからトルコを目指すのかと聞くと、「決めていない」との返事。

朝食の場には別の新しいロシア人男性も現れた。40歳代くらいで、てっきりロシア脱出組だと見たが、観光客だった。「英語はしゃべれない」と英語で言うので、会話はごく限られたものになった。私が理解した限りでは、エカテンブルクの出身。ロシアの状況は「いいのか悪いのか(ハラショー イリ プローハ)」と尋ねると、「よくもなく悪くもない」と言ったあと、何かの単語を付け加えたが、私には理解できなかった。「通常どおりだ」とでも言ったのだろうか。

11時ごろにGuesthouse Differenceをチェックアウトする。このゲストハウスを選んだのは、Booking.comのレビューが9.5と抜群によかったからだが、トビリシ中心部と離れすぎており、選択ミスだった。

悪い宿ではない。スタッフの2人の男性は非常にフレンドリーだし、朝食も期待以上だった。旧市街との距離はあらかじめわかっていたことだから、文句を言う筋合いでない。だが、Wifiの信号が極端に弱かったことには不満が残る。YouTubeの動画は途切れ途切れになり、鑑賞できたものではなかった。

新しい宿のMarium RにはYandexタクシーで行った。バックパックを背負って3Km近くを歩く気にはなれない。

Marium Rに着いたのはチェックインの時間前だったが、部屋に入ることができた。やはり自分の部屋の中にシャワーとトイレが付いてのはありがたい。

Marium Rの室内


昼食は観光客向けのレストランでシュクメルリを選んだ。シュクメルリとは、鶏肉をニンニクやサワークリームとともに煮込んだグルジアの伝統料理だ。通常は鶏一匹を煮込むが、私が注文したのはハーフサイズ。これとグラス一杯の白ワインで50ラリ近く(2500円)。観光客向けのレストランとはいえ、やはり高い。シュクメルリはニンニクが効いていておいしかったが、ハーフサイズではちと小さい。

シュクメルリ


昼食後は13年前に見た光景を探しながら旧市街を散策。当時の記憶と一致したのはシオニ大聖堂くらいだった。

夜の旧市街


スタンドで買ったシャウルマを宿に持ち帰り、夕食とする。シャウルマは中東発祥の一種のケバブだが、テイクアウトのファストフードとしてロシア語圏でも広く普及している。中サイズで13ラリ(650円ほど)。観光客向けの店ではないと思うが、ほぼ日本並みの値段だ。シャウルマがおいしいことはルーマニアでも経験している。こうしたB級グルメのほうが伝統料理よりおいしいのではないかというのが私の偽らざる感想だ。スペインで食べたハンバーガーがパエリアなどをはるかに凌駕する味だったように。

シャウルマ


宿に帰ってから、スマホにダウンロードしてあったMySOSアプリに必要な情報を入力し、日本帰国時にファストトラックを利用するべく準備した。パスポートとワクチン接種証明書の写真はあらかじめスキャンしてスマホに取り込んであったので、容易にアップロードできた。それぞれスマホで写真を撮ってアップロードするとなるとちょっと苦労していたかもしれない。いずれにしてもWifiが不安定なGuesthouse Differenceではやりたくなかった作業だ。

この作業の結果、MySOSのステータスは「審査中」になった。「審査中」が「登録済み」になり、画面がブルーに切り替わるまでにはかなり長い時間がかかった(10時間以上は経過しただろうか)。

明日のためにネットで「トビリシ旧市街ウォーキングツアー」を申し込んでおいた。4時間のツアーで代金は13米国ドル。

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