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2024年10月20日日曜日

トルコ2024 六、七日目(マルディン)

 9月29日

8時40分にテラスに出て朝食をとる。オーナー兄弟の母親が次から次へと皿を運んでくる。その数に圧倒された。

豪勢な朝食


10時半にホテルを出て、マルディンを探索する。山のふもとに広がる景観はなかなかのものだ。

マルディンの景観(1)


マルディンの景観(2)

歩き疲れ、野外カフェで紅茶とアイスクリームを注文し、一休みする。

カフェで一休み

ANA TALiA Houseが面している石畳の細いストリートも趣がある。

マルディンの裏通り


マルディンには2泊する予定だったが、一日延泊することにした。次の目的地は首都のアンカラに決めた。マルディンからカッパドキアに向かうという選択肢もあるが、マルディンからカッパドキアへの空路直行便はなく、インタンブールかアンカラを経由する必要がある。長時間のバスの旅は最初から選択肢にない。Trip.comでアンカラ行きのフライトを調べたところ、明後日(10月1日)ならAjetの約6800円の格安便がある。明日の便はすべて軽く一万円を超えている。ここはもう一日マルディンに留まるのが賢明だろう。

ケバブのサンドイッチとファンタを持ち帰り、夕食とした。合計120リラ(500円ほど)。ホテルのPOSマシンはまだ修復しておらず、宿代は未払いのまま。

9月30日

POSマシンは今朝になっても直っていない。明日修復されるという補償もないので、いざとうときのためにATMから現金を引き出す必要がある。これはできれば避けたかった。カードがATMマシンに吸い込まれることを恐れていたからだ。そのうえ、マルディンのATMには英語を表示する選択肢がない。

そこで目を付けたのが銀行に隣接するATMだ。銀行に入り、「ATMを使いたいが、英語の表示がないので手助けしてほしい」とお願いする。この願いは聞き入れられ、問題なく3泊の代金6000リラを引き出すことができた。これでPOSマシンの好不調にかかわらず支払いが可能になり一安心。

ここ数年「旅行先で散髪する」が恒例になっているが、物価が予想以上に高いトルコでは躊躇していた。しかし、たっぷり時間もあるところから、小さな理髪店に入り、値段を尋ねる。300リラ(1300円弱)とのこと。日本の千円カットとほぼ同じだ。髪を切って貰うことにした。英語をしゃべる先客の男性(トルコとクルドの混血とのことだった)が値段やカットのやり方を通訳してくれた。散髪の途中で紅茶で小休憩したのがトルコらしい。

理髪店で店主と一緒に


3時にホテルに戻り、一休み。ホテルをチェックアウトしようとしていた若いトルコ人女性3人組のひとりから話しかけられる。

メキシコで出会った生まれも育ちもトルコの日本人青年が「ヒジャブ(ヘッドスカーフ)の被り方や髭ののばし方を見れば、その人の宗教観や政治的傾向をほぼ推測できる」と言っていたのを思い出した。短パンなどの開放的な服装の彼女たち。もちろんヒジャブは着用していない。英語も流暢だ。おそらくキューバで出会ったトルコ人男性(「私は宗教的ではない」と言っていた)と同じような世界観なのだろう。

「sensitiveなtopicだが」と前置きしたうえ、トルコ人とクルド人の関係について尋ねてみた。sensitiveなtopicであることに同意したうえ、彼女は「私たちはトルコ人のクルド人と区別(differentiate)していない。まとまって(unifid)いけばいい」と言う。

夜に外出し、メインストリートの動画を撮る。レストランでPideと呼ばれるトルコ風のパイを注文し、夕食とすた。210リラ(900円ほど)。明日は首都のアンカラに向けて飛ぶ。

メインストリートの夜


Pide

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