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2024年10月17日木曜日

トルコ2024 一、二日目(イスタンブール)

 イスタンブールをはじめて訪れたのは15年前、2009年のこと。ターキッシュ・エアラインを利用したジョージア(グルジア)への旅の途中に立ち寄り、確か2泊した。その後もトランジットでイスタンブールを訪れる機会は2回ほどあった。いずれも数時間の滞在だった。

トランジットでイスタンブールに立ち寄っただけでトルコを旅したと称するのはおこがましい。さらに今年、キューバ・メキシコおよびアゼルバイジャンを旅したとき、トルコにかかわる人たちと知り合う機会が幾度となくあった。

トルコ旅行を思い立ったのはこうした事情からだ。関空・イスタンブール間に直行便があることも大きかった。9月23日関空を発ち、10月9日に帰ってくるターキッシュ・エアラインズの航空券を16万4千円で購入した。2週間近くの旅になる。イスタンブールだけではなく、広くトルコを巡ってみたい。

かくて9月23日21時55分に関空を飛び立ち、イスタンブールに向かった。

9月24日

イスタンブール空港に到着したのは9月24日の早朝5時。まずは両替とSIMカードの購入。40ユーロをトルコ・リラに交換し、いくつかあるSIMカードの販売店のうち、Vodafoneを選び、1か月間有効の20GBのSIMカードを購入した。代金はクレジットカードで支払ったが、あとで確かめると8千円を超えていた。法外な値段だ。トルコはSIMの値段が高いうえ、空港では特に割高になるらしい。市内に出てから購入したほうがよかったかもしれないが、ネットに接続していないと市内に出るのに苦労するから、やむをえない選択といえよう。

宿はBooking.comを通じて旧市街に予約していた。旧市街に出るにはエアポートバス(Hvaist)が便利だが、200リラ(800円超)以上する。地下鉄とバス、路面電車を利用すれば、100リラ以下で行ける。時間はたっぷりあるから、後者で行こう。

地下鉄、バス、路面電車を利用するにはイスタンブール・カードという、SUICAに似たカードが便利だが、ここで失敗した。地下鉄の改札口でPttカードなるカードを買ってしまったのだ。このカードでは地下鉄は乗車できるが、バスや路面電車には乗車できない。ただし、バスや路面電車もクレジットカードに対応しているから、イスタンブール・カードがなくても乗車できないわけではない(現金は不可)。

3つの交通手段を苦労して乗り継ぎ、予約していた旧市街中心部のSunlife Oldcityホテルに到着したのは午前8時ごろだった。このホテルは朝食付きで1泊約7500円。旧市街中心部のホテルは総じて高く、個室ではこのへんが最低ラインだった。

チェックインは午後2時からということなので、荷物を預け、イスタンブール最大の観光スポットであるブルー・モスクやアヤソフィのあたりをぶらつく。活発に歩き回ったわけではない。機内ではほとんど寝ていなかったから、疲労が激しく、ただただベッドの上で休みたかった。

とあるレストランで昼食をとる。ケバブをラップした料理とコーラで465リラ。日本円で1900円(その日のレートである1リラ=4.2円で換算)。この内容で2000円近くとはおどろきだ。ぼられたわけではない。この界隈のレストランは軒並み400~600リラの値段だった。

初日の昼食


1時ごろにホテルに戻りチェックイン。5時ごろまで休み、再度街へ出る。目指すはグランド・バザール。ホテルからブルー・モスクまでは徒歩で10分以内だが、グランド・バザールまでは20分以上かかる。グランド・バザールは2009年にも訪れた場所で、そのときの印象とあまり変わりない。

グランド・バザール

昼間のレストランが高すぎたこともあり、夕食はマクドナルドの持ち帰りにした。ビッグマック、フレンチフライ、チョコレートシェイクで270リラ(1100円ほど)。のはずだったが、ホテルに戻って袋からとりだすと、なんとチョコレートシェイクが入っていない。マクドナルドで詐欺ということもないだろうから、店員のミスと思いたい。持ち帰るときにチェックしなかった私にも非があるかもしれない。

そんなこんなで初日はかなりネガティブな気になった。疲れ切っていたので、この日は夜の8時に寝入っていた。

9月25日

8時半に朝食をとる。豪華でも貧弱でもなく、値段相応の朝食。

ビュッフェ式の朝食

11時ごろに街へ出で、徒歩でエジプシャン・バザールとガラタ橋を目指す。エジプシャン・バザールはこれまで足を踏み入れたことがなかった。そもそもその存在すら知らなかった。グランド・バザールよりやや小さいが、雰囲気は似ていた。

ガラタ橋を渡り、新市街を垣間見てから旧市街に戻る。シミットと呼ばれる輪状のパンと水を屋台で購入し、日陰に腰掛けて昼食とする。パンと水で25リラ(100円ちょっと)だった。シミットはまずくはないが、歯の悪い私には固すぎた。

シミットとミネラルウォーターで昼食

初日に買いそびれたインスタンブール・カードを購入したうえ、3時ごろにホテルに戻る。疲れていたせいで、5時ごろに寝入ってしまった。夜8時ごろに目が覚め、再度寝入る。夜はポテトチップスをかじったぐらいで、夕食は抜き。

明日はクルド人が多く住むトルコ南東部のDiyarbakir(ディアルバクル)に飛ぶ。インスタンブールからディアルバクルまでの航空券はTrip.comを通じて日本で購入済みだ。ターキッシュ・エアラインズの便で、代金は12,720円だった。

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