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2016年5月31日火曜日

台湾2016 一日目(高雄)

台湾へ行こうとふと思い立った。

これまで台湾には1回しか行っていない。2004年12月に台北を訪れ3泊しただけだ。いつか再訪したと思っていたが、ついつい機会を逃して10年以上経った。しかし今、LCCのおかげフライトはずっと安くなっている。ちょっとした国内旅行より安くつく。ほんの出来心で明日にでも飛び立てる。6月、7月になれば暑くなり、台風も心配しなければならない。5月のうちに行っておこう。

すでに訪れている台北は避け、台湾第2の都市である高雄を起点に原住民が住む田舎を巡りたかった。ネットで情報を探ると、高雄からほど遠くないところにルカイ族(魯凱族)の住む霧台(Wutai)という村(郷)があることがわかった。以前は入山許可書の取得がやっかいで、アクセスが難しかったが、ここ1、2年は簡単に行けるらしい。ここにターゲットを絞ろう。

5月22日に出発し27日に帰国する関空から高雄までのPeach往復航空券を21000円で購入した。5泊6日の旅だ。初日の22日の宿だけbooking.comで予約しておいた。「あひる家」という日本人がオーナーのドーミトリーで660元(約2300円)。ドーミトリーとしてはちょっと高めだ。

5月22日、Peach機は定刻通り11時5分に関空を飛び立ち、13時15分に高雄に着いた。高雄空港から市内まではMRT(Mass Rapid Transit)の電車で簡単に出ることができる。今日の宿となる「あひる家」の最寄りの駅である美麗島までは約20分で、料金は30元(105円)。「あひる家」の看板が小さかったため見つけるのに苦労したが、なんとかたどり着いた。宿の受付に霧台までの行き方を尋ねる。事前に確かめておいたとおり、まず高雄から屏東までバスか鉄道で行き、そこで三地門経由の霧台行きのバスに乗るしか方法はないらしい。高雄から霧台までのバスは出ていない。

明日の屏東行きの列車を確かめるために、台湾鉄道の高雄駅に歩いて向かう。駅は宿から近く、せいぜい10分くらい歩けば着く。駅のInformationで時刻表を見せてもたった。屏東行きの列車は何本もある。しかも高雄から屏東まで30分ちょっとだ。とりあえず屏東まではいつでも楽に行ける。

一安心したところで、駅付近の安食堂で遅めの昼食とする。チキンカツに加えて3種類の総菜を選んで60元(210円)。味はまずます。お茶とスープはセルフサービス式で無料。お茶は少し甘かった。ドーミトリーが2000円以上もしたので、台湾の物価は日本と同じくらいではないとふんでいたが、交通費も食費も日本よりかなり安そうだ。

高雄でとったはじめての食事

高雄は日本より暑く、しかも蒸す。はじめての街をあてもなくぶらぶらしていると曇っていた空から雨が降り出した。宿に帰って一休みしよう。宿の夕方からの受付は日本人の男性だった。霧台行きについてさらにいくつか尋ねてみる。屏東のバスターミナルは鉄道駅のすぐそばということだった。事前情報どおり、入山許可はごく簡単になっており、氏名や住所を記入するだけでよいらしい。この日三地門で震度5の地震があったが、特に被害は報告されていないとのことだった。

高雄といえば(というか台湾といえば)夜市が有名だ。この宿のすぐそばに六合国際観光夜市がある。雨はまだ止んでいないが、受付の男性によれば「雨でも半数くらいの屋台はがんばって出店している」とのことだった。なにはともあれ覗いてみよう。

雨脚はそれほど強くないが、傘なしではちょっときつい。雨の中でもそれなりに活気があり、客も少なくない。夕食代わりにたこ焼きを6個購入し、宿に帰って、台湾の缶ビールと一緒にいただく。

雨の中の夜市


明日は特に急ぐこともないが、早めに出発したほうが無難だろう。アラームを8時にセットして就寝した。

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