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2023年5月29日月曜日

イラン2023 エスファハーン(その1)

 4月28日

Farhang Hotelの朝食はYazdan Hostelと大差なく、ベーシックなものだった。少しおどろいたのは、午前8時という時間帯にもかかわらず、朝食の場には私ひとりしかいなかったことだ。まさか客は私だけか。ごく普通のホテルで、特に悪いところもないようなのだが。

Farhang Hotelの朝食

11時のエスファハーン行きのバスのバスに乗るために、配車アプリのSnappを使ってバスターミナルへ行く。同じバスを待っている東洋人風の女性がいたので声をかける。日本人だった。この旅ではじめて出会う日本人。世界一周中とのことだった。

エスファハーンに着いたのは午後3時過ぎ。グーグル・マップで目星を付けておいたホステルへSnappタクシーで向かう。タクシーを降りてホステルを探すが見つからない。見つからないはずだ。当のホステルは取り壊し中で、青いビニールのシートで覆われていた。

付近のホステルやホテルに当たってみるが、いずれも満室だった。しばらく歩くと、Pirozy Hotelという立派なホテルが目に付いた。四つ星ホテルで、1泊1500トマンということ。ここに3泊することにした。受付の女性はドル払いにすれば1泊38ドルと言っていたが、実勢からすると30ドルちょっとだ。

バスで出会った日本人女性と夕食を共にする約束をしていた。彼女が宿泊しているのはHeritage Hostel。Pirozy Hotelからは歩いて20分ほど。7時過ぎにHeritage Hostelで落ち合い、日の暮れたエスファハーンをレストランを探しながら歩く。結局、エマーム広場近くのレストランに落ち着く。注文したのは羊肉の煮込みと一種のピラフ(焼き飯)。飲み物としてビールを注文してみた。もちろんノンアルコールだ。ビールの風味は皆無で、ただの甘い清涼飲料水だった。

このレストランはペルシャ音楽をライブで演奏していた。この種の音楽に関心がある私としては、これはうれしい。

ライブ演奏


エマーム広場を横切り、歩いてホテルへ帰ったときには9時を過ぎていた。

4月29日

四つ星ホテルだけあって、Pirozy Hotelの朝食は充実していた。客の中にはちらほら中国人らしい姿も見かけた。

ホテル代をイラン・リアル出払ったこともあり、両替の必要を感じていた。ホテルの前の両替所に行くが、「キャッシュがない」という理由で断られた。これはよくあることらしい。仕方なく路上で声をかけてきた男と100ドルを両替する。私が差し出したのは旧10ドル紙幣10枚だったので、1ドル=480,000リアルのレートだった。

お金の心配もなくなったところで、ザーヤンデ川まで歩く。ホテルからは30分近くかかる。この川にかかるいつかの橋も観光スポットになっている。私がたどり着いたのはスィー・オ・セ橋だった。

スィー・オ・セ橋

歩いてホテルまで帰る。ホテルの近くで昼食としてピロシキ(という説明だった)とコーラを購入。このとき助けてくれた男性はアフガニスタン人だった。アフガニスタンを訪れたことなどを話す。

5時過ぎに再び外へ出て、エスファハーン観光の中心であるエマーム広場へ行く。かなりの人出だ。モスクのドームが噴水と美しく調和していた。観光用の馬車が広場の周りを駈ける。

エマーム広場

やがて日が暮れてきた。日暮れになっても、多くの人が広場の美しい夜景を楽しんでいる。

夜のエマーム広場

ホテルに帰り、スナックとジュースで夕食代わりとして、一日を終えた。

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