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2023年5月18日木曜日

イラン2023 テヘラン(4月18~22日)その1

関空を発ったのは4月17日の朝9時55分だが、クアラルンプールで11時間ほどの待ち時間(ターミナル2のカプセルホテルで過ごした)、さらにドーハで3時間半の待ち時間があったので、テヘランのイマーム・ホメイニイ国際空港に着いたのは翌18日の正午近くだった。

イランはこれまでの旅行とかなり様相が異なる。まず西側で発行されたVISAなどのクレジットカードを使用できない。したがって現地ではすべて現金で支払うことになる。クレジット・カードという打ち出の小槌がないことから、かなりの額の現金(米国ドルかユーロ)を帯同する必要がある。

さらにBooking.comなどのホテル予約サイトも使えない。つまりホテルもすべて現金払いとなる。ただしTrip.com(Tripadviser)だけは例外で、日本からイランのホテルを予約し、クレジットカードで支払うことができる(選択できるのは中級ないし高級のホテルのみ)。

私はTripadviserを通してテヘランの最初の3泊を予約していた。Ferdowsi International Grand Hote。朝食付き1泊46ドルだ。日本のビジネスホテル並の値段だが、イランでは高級ホテルに分類される。このホテルを選んだのは立地による。テヘランは高級住宅地の北部と庶民的な商業地域の南部に分かれる。Ferdowsi Grand Hotelは南部にある数少ない高級ホテルのひとつで、バザールまで歩いて30分で行ける。38年余り前には北部の旧ヒルトン・ホテルに滞在したが、周りには商店も少なく、寂しかったのを覚えている。

テヘランの空港にまずやったことは2つ。まずは両替。空港の両替所で100ドルをイランの通貨リアルに両替した。ネットで調べると、1ドルは42,145リアル。100ドルを両替した4,214,500リアルになるはずだが手にしたのは100,000万リアル紙幣100枚の札束4つと20枚余りの100,000万リアル紙幣。ボリュームもずいぶんあり、とても財布には収まらない。

100ドルを両替した結果


つまり手にしたのは42,145,000リアルだ。両替の担当者が桁数を勘違いしたのだろうか。もちろんそんなことはない。ネットの情報はイランの公式のレートであり、実際にはこれに0をもう1つ追加する必要がある。1ドル=421,450リアルは空港でのレートであり、市内で両替すれば1ドル=480,000~500,000リアルになることは後で知った。インフレが激しいイランではレートは日々変動し、しかも実際の売買はトマン(10,000リアル)という単位で行われることが多い。これ以降、お金の単位についてはイランを離れる日まで悩まされた。

次にSIMカードを購入する必要がある。1ヶ月で128MB(音声通話付き)のカードを購入した。値段ははっきりしない。担当の女性が笑いながら、両替したばかりの100,000リアル紙幣を何枚か抜き取った。2~3ドルといったところだろう。

15ドルの白タクでホテルまで向かう。運転手は途中で「混雑しているから20ドルにしろ」と言ってきたが、断固として拒否した。5ドルくらいどうということはないが、最初に合意した値段を途中で変更するという不合理を受け入れるようでは、今後のイラン旅行全体がcompromiseされるように思ったからだ。そもそも15ドルは高すぎる。10ドルでも高い。5ドルくらいが相場だろう。

Ferdowsi International Grand Hotel

ホテルの室内

Ferdowsi International Grand Hotelではコンシェルジュの若い女性に助けられた。まずネット関係。日本でインストールしておいたVPNアプリは全滅状態。アプリではなく、IPアドレスを購入するやり方が有効とのことで、規制なしでネットにアクセスできるデバイスをタブレットPCにした。1ヶ月で7ドル。SIMカードを挿しているスマホは街歩きと写真撮影にしか使わない。幸いVPNなしでもグーグル・マップににはアクセスできる。

といってもやはりスマホでも自由にネットにアクセスしたい。翌日、ホテルから歩いて10分足らずのところにあるモバイル・モールという、スマホのショップが集まったモールに行き、店員に相談したところ、無料のVPNアプリをインストールしてくれた。これでタブレットPCとスマホの両方でネットに自由にアクセスできるようになった。ただし、満足からはほど遠い。有料のほうも無料のほうも頻繁に切れるのだ。そのつど再接続が必要になる。

コンシェルジュの女性にはシーラーズ行きの航空券も購入してもらった。4月22日7時35分にテヘランのメフラーバード空港を発ち、1時間40分の飛行でシーラーズに着くATA航空の便だ。航空券の代金は36ドル。4月22日発だから、テヘラン滞在をもう1日延長する必要がある。引き続きFerdowsi Grand Hotelに宿泊することにした。もっと安い宿もたくさんあるが、なにぶんにも早朝のチェックアウトになるので、大きいホテルのほうが安心だ。延泊の料金は36ドルだった。

勝手のわからないテヘランで私を助けてくれたコンシェルジュの女性は「私の夢は日本に住むことだ」と言う。「アメリカはどうも好きになれない」とも。彼女の夢がかなうとよいが、道はそう平坦ではない。

4月22日までのテヘラン滞在を1つにまとめようとしたが、長くなりすぎるので、続きは次回に回す。

テヘランの街(バザール近く)


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