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2023年3月12日日曜日

スリランカ2023 四日目(アヌラーダプラ探訪)

 2月19日

8時前にムハマッドが朝食をベランダに運んできた。ムハマッドに「おまえは宿のスタッフか」と聞くと「そうだ」の返事。実際は、宿とつるんでいるトゥクトゥクの運転手といったところだろう。朝食はとても宿で用意したものとは思えない。お菓子とバナナ、プラスチック袋入りのミルクで、おそらくムハマッドがあつらえたものと見てよい。

朝食


朝食をとっていると、ドタドタ、バタバタと音がする。猿だ。数匹の猿が屋根の上を走り回っているのだ。ムハマッドによると猿は人間を恐れているので、食事中を襲われる心配はない。

屋根の上の猿

今日は、ムハマッドのトゥクトゥクでアヌラーダプラの仏教遺跡を見学することになっている。3、4時間の見学に対してムハマッドが要求した金額は30ドル。これに遺跡に入るための入場料(外国人のみ)の25ドルが加算される。入場料についてはガイドブックにも記載されているし、ネットの記事などでも承知していた。ムハマッドは入場料の25ドルを20ドルに割引するというので、合計40ドルを彼に支払った。

暑くなる前に見学を終えてしまいたいので、朝食後すぐ、8時ちょっと過ぎに出発した。

いくつかの寺院を巡る。日曜日ということもあり、寺院にはスリランカ各地から白装束の仏教徒が数多く集まっていた。座してお経を唱えている小集団、太鼓を先頭に長い布を捧げ持つ行列、各種のお供え物をする人たち。地に頭をつけて祈っている人もいる。興味深い光景だった。

仏塔の前で

日曜日のお寺

最後に遺跡博物館を訪れ、Royal Parkという公園に立ち寄った。博物館は規模も小さく、展示物に惹かれるものはなかったが、若い男性の訪問者とスリランカの現状などについていろいろと話すことができのはよかった。ほとんど人のいないRoyal Parkでは、子供連れの若いスリランカ人の夫婦に出会った。「どこから来たのか」と聞かれたので「日本」と答えると、「日本は私たちの国をほんとうに助けてくれる。中国やインドの援助には下心がある」
返ってきた。お世辞かもしれないが、悪い気はしない。

見学を終えたのは11時過ぎ。ちょうど3時間かかったわけだ。喉が渇いていたので、昨日の高級レストランでコーラを飲む。値段は忘れたが、かなり高かったはずだ。

ここで散髪をしたい旨をムハマッドに伝える。日曜日だから散髪屋は閉まっているが、ムハマッドが知っている自営の散髪屋はやっているとのことで、少し離れたその散髪屋に向かう。「現地で散髪」はこのところ私の旅の定番になっている。アルメニアでもラオスでも散髪を欠かさなかった。

散髪屋は閉まっていたが、ムハマッドがスマホで呼び出し、かなり短く刈ってもらった。

スリランカで散髪

散髪代は5ドルということなので、ムハマッドに支払う。

宿へ戻り、一休みしてから、私ひとりで外へ出た。宿の近くのWalker'sという食堂で遅めの昼食をとった。グーグル・マップで評判のよい食堂だ。焼き飯にポークなどのカレーをかけた料理とスプライトで900ルピー(約350円)。おいしかったと言いたいところだが、初日コロンボで食べたときと同様に微妙だ。おいしいはずだが、なにぶんにも辛すぎる。ひとつひとつspicy(辛い)かどうか尋ね、spicyでないカレーを選んだにもかかわらず、私の口には辛く感じる。バングラデシュでもインドでも特に辛いと感じたことはなかったから、加齢とともに辛さへの耐性がなくなっているのかもしれない。

Walker'sで昼食

食後、アヌラーダプラのメインストリートらしきところまで足をのばし、特に目的もなく散策してから宿にもどった。

アヌラーダプラのメインストリート

明日はバスへジャフナへ向かう。ムハマッドは200ドルでジャフナまで(トゥクトゥクではなく)車で送ると提案してきたが、これは断った。

昨日、今日と、ムハマッドに引きずられる形で行動してきた。かなりぼっているとは感じていたが、多少ぼられることは承知で任せていた。しかし旅行後に冷静に考えると、ムハマッドのやり方は「ぼる」というレベルを超えた、詐欺と紙一重ではなかったかという思いもある。たとえば遺跡巡りのチケットの件。ムハマッドは25ドルと記載されたチケットを私に見せて「20ドルにディスカウントする」と言ったが、現場でチケットを提示するような場面はなかった。ムハマッドが案内したのは遺跡などではなく、ただの寺院だったのではとの疑惑。散髪屋に5ドルというのも、私の経験からは高すぎる。差額はムハマッドのポケットに入ったのではないかという疑い。Nadeeja Family Resortの一泊30ドルもムハマッドが恣意的に設定した値段ではなかっただろうか。高級レストランに連れて行かれたのも裏がありそうだ。

ジャフナまで車で行くことを提案したとき、ムハマッドは「ジャフナまでバスでは7時間かかる」と言ったが、実際は4時間だった。つまりは完全な虚偽。こうしたことが積み重なって、単なるぼったくり以上で、詐欺に紙一重という印象が強くなった。もちろんどんな遺跡を見ることができるのかちゃんと調べなかった私の側にも責任がある。「多少はぼられてもかまわない」という甘さもあった。

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