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2023年3月18日土曜日

スリランカ2023 八日目(トリンコマリーの一日)

 2月23日

トリンコマリー随一の観光スポットはコネスヴァラム寺院だ。海に面した大きな寺院で、ヒンドゥー教の一大聖地となっているらしい。

宿(Holiday Villa)からはかなり離れているので、トゥクトゥクで行く(400ルピー)。

トゥクトゥクは寺院の敷地には入れない。入口でサンダルを預け(20ルピー)、しばらく歩くと、シヴァ神の大きな座像が目に入る。

コネスヴァラム寺院


シヴァ神


ヒンドゥー教のお寺は派手だ。過剰なまでの装飾、グロテスクと紙一重の彫像。ここではその規模に圧倒される。お寺のすぐ後ろの海が美しい。

小さな神々


寺院から見る海

出口で欧米人の老カップルを見かける。ドイツ語で話している。ドイツ語を練習するいい機会だ。ドイツ語で話しかける。フランクフルトから来て、1か月の予定でスリランカを回っているとのこと。ヨーロッパ勢は老いも若きも長期旅行者が多い。日本にはまだ来たことがない。「日本を見るにはどれくらいの日数が必要か」尋ねられる。これは答えにくい。数日で満足する人もいれば、半年旅行しても足りない人もいるだろう。「人それぞれ」と答えるしかない。残念ながら、会話は途中で英語に切り替わった。

トリンコマリーの中心部はCentral Roadとその付近らしい。トゥクトゥクでCentral Roadまで行き、しばらく散策する。バス・ステーションもこの近くだ。バス・ステーションの周りは小さな市場となっている。途中でアイスクリーム屋に入り、マンゴー・アイスを食べてから、さらに歩く。昼時になったので食堂に入り、チキンライスとスプライトを注文。併せて650ルピー(240円ほど)。少し辛かったが、まずまずの味。

チキンライス

歩いて宿に向かう途中、仏教寺院に立ち寄る。若い男が近づいてきて、ついてくるように言う。僧院らしきところから、ひとりの僧侶が出てきて、手に巻き付ける糸状のものを差し出す。「買え」というのだろう。無言で断って、宿への道に引き返す。

宿で休む。明日は5時15分ごろにはチェックアウトしたい。その旨を宿のスタッフに伝える。英語で伝わったかどうか不安なので、紙に「5:15 Check out」と書いて渡しておく。この宿はどうもプロフェッショナリズムに欠ける。英語ができないもそうだが、ちゃんとした受付もない。昨日私が宿泊するときも、パスポートの提示を求めることはおろか、そもそも私の名前すら尋ねなかった。誰が泊まっているのか、まったくわかっていないのだ。新しい宿ということもあるが、そんなことでよいのだろうか。スタッフの人柄はそう悪くはなさそうだが。

明日のチェックアウト時にはたぶんまだ暗いだろう。鉄道駅までは10分余りだが、念のために道順を確かめておきたい。グーグル・マップが示す駅までの道を歩いてみた。粗末は住居が建て込む細い裏通りだ。犬が多い。そこかしこに犬がいる。しかも吠える。吠えながら追いかけてくる。

早朝の暗いうちにここを歩くのは危険だと判断した。犬に噛まれれば、確率は低くても、狂犬病のおそれがある。狂犬病に対処するために、今後の予定をすべて変更するはめになるだろう。明日は少々時間がかかっても表通りを歩くことにした。

裏通りで出会った子供

鉄道駅から引き返し、昨日と同じスーパーまで歩く。昨日と同じVanilla Milkと菓子パンを購入して宿へ戻った。

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