よろしければクリックしてください。
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

2023年3月15日水曜日

スリランカ2023 六日目(ジャフナを歩く)

 2月21日

ヒンドゥー教との関係か、Jaffna Heritage Hotelの部屋の中には「アルコールおよび肉類の持ち込みは禁止」との貼り紙があった。つまりはベジタリアン・ホテルだ。

したがってビュッフェ式の朝食もベジタリアンになる。正直なところ、ちょっと物足りない。

Jaffna Heritage Hotelの朝食


ジャフナのメインストリートはHospital Roadであること、さらにバス・ステーションはメイン・ストリートの近くにあることは昨夜のうちに調べていた。ジャフナの次の行き先も決めていた。東北の海岸沿いにあるトリンコマリー(Trincomalee)だ。トリンコマリーならジャフナからバスで5時間ほどで行ける。そのうえ、トリンコマリーからコロンボまでは鉄道を利用できる。つまり、もっぱらジャフナからコロンボへ戻る交通の便を考えてトリンコマリーを選んだことになる。まあ東海岸を見ておくのも悪くはないだろう。

ホテルからHospital Roadまで、配車アプリのPickmeを使って行こうとしたが、「(運転手を)Searching...」の状態が5分以上続いたのであきらめた。時間はたっぷりあるから歩いて行こう。途中で何匹からの牛と遭遇しながらHospital Roadをめざし、40分ほどかけて到着した。

牛と出会いながら

Hospital Roadに到着

バス・ステーションも見つかった。トリンコマリー行きのバスは2時間おきくらいにあるようだ。

ホテルまで寄り道しながらぶらぶら歩いて戻る。空き地で一休みしているときに地元民から話しかけられたりもした。途中食堂に立ち寄って昼食をとる。焼き飯といくつかの小皿、ミネラルウォーターで540ルピー(200円ほど)。

昼食

食堂のテーブルの上には容器に入った水が用意されている。コップも渡される。だが、私の隣の席の若者はコップを使わずに、容器に直接に口をつけて飲んでいた。しかも数回。周りの人はこれを見ても平気で、誰も注意しない。ちょうどこのころ日本では回転寿司のスシローで若者が醤油差しをなめたことがスキャンダルになっていた。所変われば品変わる。日本なら全国ニュースになりかねない「蛮行」がスリランカでは日常茶飯事だった。

ホテルへ戻って一休みしてから再度外出する。ホテルの近所を散策してから、目星を付けていたアイスクリーム屋に入る。昨日とは異なるアイスクリーム屋だ。注文したのはSunday Special。この店で最高値(350ルピー)のアイスクリームで、5種類のアイスが皿に盛られている。

Sunday Special

外が暑いこともあり、おいしかった。だが甘い物をこんなに摂取していいのだろうかという罪悪感が出てきた。通常なら暑さと渇きにはビールで対処するのだが、スリランカでは一般にカフェや食堂ではビールを提供していない。アルコールが禁止されているわけでない。Barという看板を掲げた店も見かけたし、ワイン・ショップもある。しかしビールにありつくには意識的に求める必要がある。ここらへんの事情はインドと似ている。

毎日ビールを飲むのも罪悪感が伴うが、シュガー入りの炭酸水やアイスを頻繁に口にするのはひょっとするとアルコールより体に悪いかもしれない。

この日の夕食はよく覚えていない。たぶん路上で買ったスナックで済ませたように思う。「肉類の持ち込み禁止」のホテルに肉を詰めたスナックを持ち込んで食べた気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿