4月10日
ハバナからのアエロメヒコ便は19時にメキシコシティに着いた。2日後の12日にはメキシコ南部チアパス州のサンクリストバル・デ・ラスカサスへ行く予定で、すでに航空券を購入してあった。つまり今回メキシコシティには10日から12日まで2泊することになる。この2日間の宿泊にはいわゆる日本人宿であるペンション・アミーゴを利用するつもりだった。これまでメキシコでもキューバでも日本人旅行者には誰一人出会っていない。日本人が恋しいわけではないが、中南米旅行の情報をほしかった。
「ペンション・アミーゴ」といってもUberの運転手には通じないかもしれない。グーグル・マップを参照して、ペンション・アミーゴと至近のHotel Viva Mariaを指定し、Uberで向かう。ペンション・アミーゴはViva Mariaから歩いて2、3分。門扉に日本語で大きく「ぺんしょん あみーご」と書いてある。呼び鈴を押すが応答がない。時刻は夜の9時過ぎ。コロナのせいで閉鎖してしまったのかもしれない。
日本人宿のペンション・アミーゴ
000円)。朝食は付かない。
4月11日
朝10時過ぎに再びペンション・アミーゴを訪れる。今回は呼び鈴に反応があった。門を開けてくれたのはメキシコ人の中年女性で、日本語で応対してくれる。部屋を見せてくれるようにお願いし、中へ入る。中年の日本人男性が2人いたので、しばらく話す。彼らの話を聞く限り、ペンション・アミーゴはなかなかいい宿らしい。メキシコ人女性(マリアさん)にサンクリストバル・デ・ラスカサスから帰ってきたときにお世話になりたいと伝えておく。
今回もメトロポリタン・カテドラルまでぶらぶらと歩く。3月28日に訪れたときには大聖堂前の広場は閉鎖されていたが、今日は開放され、多くの屋台が店を出していた。
カテドラル前の屋台群
そのうちのひとつを選び、辛くないことを確かめたうえで注文した。80ペソ(800円)で、まずは満足できる味。Tlayudaという名前の料理らしい。あとで判明することだが、ここは観光スポットなのでこの値段だが、街なかの屋台で食べればもっと安い。
Tlayudaで昼食
宿へ戻る途中、路上でカナビス(大麻)のキャンペーンをやっているのを見かける。マリファナを吸引している人たちが集まっている小さな公園もあった。公園の写真を撮ろうとしたところ、制止された。メキシコやキューバで写真撮影を制止されたのはこのときだけだ。メキシコでは今年の3月に大麻が合法化されたとのことだが、公的な場での吸引はまだデリケートなのかもしれない。
カナビスを巡る何かのキャンペーン(大麻の娘たち?)
夕食はいつものとおりセブンイレブンのサンドウィッチとコーラで済ます。明日は空路でサンクリストバルに向かう。
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