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2024年6月9日日曜日

キューバ2024 八日目、九日目(ハバナ、ビニャーレス渓谷)

 4月6日

トリニダーから直接にハバナに戻ってきたため、今日からさらにハバナで4泊することになる。サンティアゴ・デ・クーバは無理としても、トリニダーとハバナの中間のどこか(たとえばサンタ・クララ)で2泊くらいしておけばよかった。さてハバナでどこへ行けばいいのか、何をすればいいのか。

目的もなくハバナを散策する。観光のメインストリートであるObispo通りの入口にInfoturというオフィスを見つける。名称からしてツーリスト・インフォメーション・センターらしい。中に入る。予想通り、観光客に情報を提供するオフィスだった。ハバナからの日帰りツアーについて問い合わせたところ、ビニャーレス渓谷(Viñales Valleyを勧められる。ハバナから110Kmほど離れており、料金は60ドルとのこと。検討には値するが、その場では決めずInfoturを出る。

Infotur


昼食はObispo通りのレストランでとった。ハバナの観光客向けのレストランの常でライブ演奏付きだ。肉(チキンだったかな)料理とモヒートで10ドル。料理は可なし不可なしだったが、ライブ演奏はよかった。

レストランのライブ演奏

夕方になり、再びInfoturに立ち寄り、ビニャーレス・ツアーへの参加を申し込む。代金の60ユーロは明日運転手に払ってくれとのことだった。隣の席でトルコ人の男女がツアーの相談をしていた。この男性のほうも明日のビニャーレス・ツアーに参加するようだ。

4月7日

8時にビニャーレス・ツアーの車が迎えに来る。車はもう一カ所立ち寄り、昨日Infoturで見かけたトルコ人男性を拾う。今日のツアーはこの2人だけ。運転手はビニャーレスを車で巡るだけで、ガイドをつとめるわけではない。

ハバナから2時間半ほど走ったところで、最初の景勝地(ビュー・ポイント)に着いた。絶景とまではいかないが、まずまずの眺め。

ビュー・ポイント

ここでトルコ人男性と話す。イスタンブール在住の建築家で、45歳独身。旅の経験はそこそこあるようだ。3か月後に日本を訪れる予定らしい。3か月後といえば7月だ。7月は暑いから避けたほうがよいと助言するも、「暑いのは好きだから問題ない」と言う。

トルコではつい最近地方選挙があり、エルドワン大統領の与党(AK党)が後退、野党の勝利が伝えられていた。これを話題にすると、必ずしも英語が得意ではないトルコ人男性(名前を聞いていたが忘れてしまった)はGoogle翻訳を使って自分の考えを日本語で表示した。スマホの画面には「私は宗教的ではありません。宗教より人権や民主主義を擁護したい」という主旨が示されていた。つまりは野党支持者なのだ。私も「(今回の選挙結果は)トルコにとってよく、世界にとってもよい」と、同じ意見であることを伝える。

これで男性との距離がずっと近くなった。

続けて葉巻農園に向かう。葉巻を乾燥している作業場を見学したあと、葉巻の説明を聞く。試しに吸ってみる機会もあったが、私は辞退した。

煙草の葉の乾燥

葉巻のあとは洞窟の中の探索。小舟に乗って洞窟の中を巡る。これは私にとっては試練だった。薄暗い中ででこぼこ道を歩くのは危険きわまりない。

洞窟の中

洞窟を出てホッとしたところで昼食タイム。レストランに入ったのは2時過。ランチはツアー代金に含まれていない。肉料理とソフトドリンクを注文して12ドルだった。トルコ人男性と併せて二人分の料理が運ばれてくる。量が多い。多すぎる。とうてい食べきれず、半分近くを残してしまった。食糧危機が伝えられるキューバでの出来事。

トルコ人と一緒に昼食

ツアーはまだ終わりではない。壁面に彩色された絵が描かれている場所に行く。なんとも不思議な光景だ。絵がないほうがずっといい。

壁面の絵画

ツアーをすべて終えてハバナに帰ったときには7時を過ぎていた。トルコ人男性と知り合いになり、いろいろと話したことがこのツアー最大の収穫だった。

夕食は今日もまたテイクアウトのハンバーガーで済ませた。

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