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2024年10月18日金曜日

トルコ2024 三、四日目(ディアルバクル)

 9月26日

ディアルバクルまでのフライトは17時15分にイスタンブール空港を発つ。あわてる必要はないが、8時過ぎに朝食をとり、12時にチェックアウト。イスタンブール空港は市街から離れており、1時間45分かかる。そのうえ、路面電車、バス、地下鉄を乗り換えて行くともなれば、2時間以上は見込んでおく必要がある。あわてる必要はないが、チェックアウト後、ただちに空港に向かった。

定刻通りに飛び立ったターキッシュ・エアラインズの便は夕刻7時すぎにディアルバクルに到着した。Booking.comを通じて予約してあるKoprucuホテルまでタクシーで行き(350リラ)、8時過ぎにチェックインした。このホテルはメインストリート近くに位置しており、朝食付き1泊約6000円だった。

ホテル近くのケバブのチェーン店で夕食をとる。ラップしたケバブとコーラで130リラ(550円ほど)。イスタンブールの旧市街に比べればリーズナブルな値段だ。

Koprucuホテル(翌日撮影)


9月27日

8時過ぎに朝食をとる。朝食の場で3人の東洋人の女性を見かけた。中年の女性2人と比較的若い女性1人。韓国語をしゃべっているようなので、韓国語で挨拶をしておく。3人とも韓国の日常からそのまま出てきたような感じで、旅行者らしくなかった。トルコのクルド地方まで足をのばす東洋人バックパッカーのイメージとはほど遠く、それがかえって新鮮だった。

ディアルバクルは城壁に囲まれた街だ。城壁の中央をメインストリートが貫いている。10時半にホテルを出て、メインストリートを歩く。Ulu Camil(ウル・ジャーミィ)という大きなモスクがあるので、立ち寄った。かつてはキリスト教会だったらしいこのお寺はトルコの一般的なモスクと様相を異にしている。祈りの時間ではなかったので、中に入ることができた(無料)。

ウル・ジャーミィ


城壁に沿って歩く。城壁の下では家族連れで食事をとっている様子も見られた。

城壁


小さな公園に入る。ベンチの代わりに座して休むためのカーペットが敷かれている。靴を脱ぎ、横になって休む。インスタブール同様、ディアルバクルも猫が多い。一匹の猫が足元に寄ってきたので、しばし戯れる。

公園で一休み


2時ごろにレストランで昼食。ケバブ、ライス、サラダ、ミネラルウォーターで260リラ(1000円強)。量はたっぷりあったが、味のほうは...私向きではなかった。

ケバブで昼食

ホテルに戻り、6時ごろに再び街に出る。4本足のミナーレを見てから、夜のメインストリートを散歩。昼食で腹がいっぱいだったので、夕食はお菓子をちょっと食べただけで済ませた。

4本足のミナーレ

夜のディアルバクル

明日はディアルバクルのさらに南にあるMardin(マルディン)にバスで向かう。

2024年10月17日木曜日

トルコ2024 一、二日目(イスタンブール)

 イスタンブールをはじめて訪れたのは15年前、2009年のこと。ターキッシュ・エアラインを利用したジョージア(グルジア)への旅の途中に立ち寄り、確か2泊した。その後もトランジットでイスタンブールを訪れる機会は2回ほどあった。いずれも数時間の滞在だった。

トランジットでイスタンブールに立ち寄っただけでトルコを旅したと称するのはおこがましい。さらに今年、キューバ・メキシコおよびアゼルバイジャンを旅したとき、トルコにかかわる人たちと知り合う機会が幾度となくあった。

トルコ旅行を思い立ったのはこうした事情からだ。関空・イスタンブール間に直行便があることも大きかった。9月23日関空を発ち、10月9日に帰ってくるターキッシュ・エアラインズの航空券を16万4千円で購入した。2週間近くの旅になる。イスタンブールだけではなく、広くトルコを巡ってみたい。

かくて9月23日21時55分に関空を飛び立ち、イスタンブールに向かった。

9月24日

イスタンブール空港に到着したのは9月24日の早朝5時。まずは両替とSIMカードの購入。40ユーロをトルコ・リラに交換し、いくつかあるSIMカードの販売店のうち、Vodafoneを選び、1か月間有効の20GBのSIMカードを購入した。代金はクレジットカードで支払ったが、あとで確かめると8千円を超えていた。法外な値段だ。トルコはSIMの値段が高いうえ、空港では特に割高になるらしい。市内に出てから購入したほうがよかったかもしれないが、ネットに接続していないと市内に出るのに苦労するから、やむをえない選択といえよう。

宿はBooking.comを通じて旧市街に予約していた。旧市街に出るにはエアポートバス(Hvaist)が便利だが、200リラ(800円超)以上する。地下鉄とバス、路面電車を利用すれば、100リラ以下で行ける。時間はたっぷりあるから、後者で行こう。

地下鉄、バス、路面電車を利用するにはイスタンブール・カードという、SUICAに似たカードが便利だが、ここで失敗した。地下鉄の改札口でPttカードなるカードを買ってしまったのだ。このカードでは地下鉄は乗車できるが、バスや路面電車には乗車できない。ただし、バスや路面電車もクレジットカードに対応しているから、イスタンブール・カードがなくても乗車できないわけではない(現金は不可)。

3つの交通手段を苦労して乗り継ぎ、予約していた旧市街中心部のSunlife Oldcityホテルに到着したのは午前8時ごろだった。このホテルは朝食付きで1泊約7500円。旧市街中心部のホテルは総じて高く、個室ではこのへんが最低ラインだった。

チェックインは午後2時からということなので、荷物を預け、イスタンブール最大の観光スポットであるブルー・モスクやアヤソフィのあたりをぶらつく。活発に歩き回ったわけではない。機内ではほとんど寝ていなかったから、疲労が激しく、ただただベッドの上で休みたかった。

とあるレストランで昼食をとる。ケバブをラップした料理とコーラで465リラ。日本円で1900円(その日のレートである1リラ=4.2円で換算)。この内容で2000円近くとはおどろきだ。ぼられたわけではない。この界隈のレストランは軒並み400~600リラの値段だった。

初日の昼食


1時ごろにホテルに戻りチェックイン。5時ごろまで休み、再度街へ出る。目指すはグランド・バザール。ホテルからブルー・モスクまでは徒歩で10分以内だが、グランド・バザールまでは20分以上かかる。グランド・バザールは2009年にも訪れた場所で、そのときの印象とあまり変わりない。

グランド・バザール

昼間のレストランが高すぎたこともあり、夕食はマクドナルドの持ち帰りにした。ビッグマック、フレンチフライ、チョコレートシェイクで270リラ(1100円ほど)。のはずだったが、ホテルに戻って袋からとりだすと、なんとチョコレートシェイクが入っていない。マクドナルドで詐欺ということもないだろうから、店員のミスと思いたい。持ち帰るときにチェックしなかった私にも非があるかもしれない。

そんなこんなで初日はかなりネガティブな気になった。疲れ切っていたので、この日は夜の8時に寝入っていた。

9月25日

8時半に朝食をとる。豪華でも貧弱でもなく、値段相応の朝食。

ビュッフェ式の朝食

11時ごろに街へ出で、徒歩でエジプシャン・バザールとガラタ橋を目指す。エジプシャン・バザールはこれまで足を踏み入れたことがなかった。そもそもその存在すら知らなかった。グランド・バザールよりやや小さいが、雰囲気は似ていた。

ガラタ橋を渡り、新市街を垣間見てから旧市街に戻る。シミットと呼ばれる輪状のパンと水を屋台で購入し、日陰に腰掛けて昼食とする。パンと水で25リラ(100円ちょっと)だった。シミットはまずくはないが、歯の悪い私には固すぎた。

シミットとミネラルウォーターで昼食

初日に買いそびれたインスタンブール・カードを購入したうえ、3時ごろにホテルに戻る。疲れていたせいで、5時ごろに寝入ってしまった。夜8時ごろに目が覚め、再度寝入る。夜はポテトチップスをかじったぐらいで、夕食は抜き。

明日はクルド人が多く住むトルコ南東部のDiyarbakir(ディアルバクル)に飛ぶ。インスタンブールからディアルバクルまでの航空券はTrip.comを通じて日本で購入済みだ。ターキッシュ・エアラインズの便で、代金は12,720円だった。