12月23日
今日はハノイ経由で日本へ帰る日。ハノイ行きのフライトは19時45分だから、ビエンチャンをさらに探索する時間はたっぷりある。
ネットで調べると、日本人女性が経営するSIHOM cafeというカフェ・レストランがある。ハンバーグやカレー、カツ丼などの大衆的な料理を手頃な値段で提供しているらしい。場所はタラート・サオ(ショッピング・モール)を少し先にいったところ。歩いて行ける距離だ。ビエンチャン最後の昼食はここにしよう。
12時近くにホテルをチェックアウトし、荷物を預けて、タラート・サオの方向に歩く。タラート・サオを越え、キャピタル・バスターミナルを通過してさらに行くと、Vientiane Centerという大きくて近代的な建物が見える。中に入ってみる。ショッピング・モールだ。
タラート・サオより大きく、新しい。しかし、まだ完成していないのか、2階より上にはほとんど店がなく、1階も空いている場所が多い。
Vientiane Center
Vientiane Centerと道を1本ははさみ、もう1つ大きなショッピング・モールがあった。Parksonというモールだ。Vientiane Centerを上回る大きさで、Vientiane Centerよりもっと新しい。ロッテリアやStarbucksなどの有名店も入っているが、2階以上は空っぽで、1階もまばらにしか埋まっていない。Vientiane CenterもParksonも中国資本と言われているが、詳細はわからない。
Parkson
本来の目的であるSIHOM cafeが見つからない。グーグル・マップで調べると、このあたりなのだが。ひょっとしてと思い、Parksonの地下にあるフードコートを覗いてみる。案の定、SIHOM cafeのコーナーを見つけた。カツ丼やハンバーグなどを提供してはいるが、ネットで見たような家庭料理といった感じではない。ネットの記事は2020年のもの。おそらくフードコードに移転してスタイルも変わったのだろう。ちょっと迷ったが、ここで食べるのは止めにした。
フードコート内のSIHOM Cafe
まだまだ時間はある。ビエンチャンの数少ない観光スポットであるタート・ルアンに行くことにした。歩くにはちょっと距離があるので、配車アプリのLocaを使って車で行った。代金は55000キープだったが、チップを含めて60000キープ払う(480円ほど)。
タート・ルアンは金箔で飾られた仏塔で、その高さは45mとのこと。こうした黄金に輝く寺院はタイやミャンマーにもある。しかし、正直なところ、金まみれのお寺を見るたびに思うのは、これを建てるためにその時代の農民たちがどのように搾り取られ、こき使われたかという、過酷さだ。昨日訪れたワット・シーサケットのほうが落ち着きがあり、好ましい。
タート・ルアンの入口
タート・ルアン
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